69. ___ ページ23
*
「ブヒブヒ......おめェらよォ......ちょっと強いからって調子乗ってんじゃねェぞ......」
ゾンビが怪しげに笑う。
そんなことはどうでもいいというようにロビンが言った。
「とにかく、感で進むしか方法がないわね」
「オイおめェら」
「この子達を脅して本当の事を喋るとも思えないわ」
「......じゃあ、このブタ案内に連れて行こう」
「え゛〜〜〜！！」
ゾロの言葉で表情が変わるゾンビ。
......彼らに出会ったのが間違いだったね。
ゾンビに哀れな視線を向けた。
「へ......へへ......行け行け......！！我々のご主人様の恐ろしさを知るがいい」
「俺達の......真のご主人様は“王下七武海”ゲッコー・モリ......おお！！言えねェ！！身が凍る！！」
「おおお〜〜その名を口にしただけで身も凍りそうだ......！！」
「消えた仲間たちはもう無事じゃ......済まねェぞ」
倒れたまま、口だけは達者に動くゾンビ達。
「一人、また一人と仲間たちは減っていく......後悔するといい......！！“七武海”のゲッコー......いや......ご主人様の真の実力を前に誰一人助からねェ恐怖......！！」
「ゴチャゴチャうるせェな......じゃあそのモリアのバカに伝えとけ！！」
ルフィの言葉にビクッとするゾンビ。
「おれの仲間の身に何か起きたら、お前をこの島ごと吹き飛ばしてやるってな！！」
「な......！！」
「第一サンジは放っておいても死にゃしねェんだ。行こう」
そうして私達は屋敷の奥へと足を運んだ。
＿＿＿時は同じくしてセト組
「えっほえっほ」
「お届けお届けご主人様へ！！」
「キャッキャッ」
森の中、二匹の愛らしいゾンビが何やら大きな棺桶を運んでいる。
「わっ」
「危ねーっ！！」
足を滑らせたゾンビ達は、ガシャン！ と大きな音をたてて転がる。
「いっけね！やっちった！」
「いっけね！こけた！ご主人様へのお届け物が！！」
慌てふためくゾンビ達だが、もう手遅れ。
ガタン...... と音がして中から影が現れた。
「う......！！」
「棺が開いた！！」
「わっ起きてしまったぞ！！急いで殴れ！！殴り殺せ！！」
「殺しちゃマズイ！！」
「じゃ、半殺し！！」
「半殺せっ！！」
中から現れたのは一匹のたぬき。チョッパーである。
「あれ？ここは......」
「シャーーッ！！」
「うわーーー！！このォ！！」
「ボハーーー！！」
ゾンビ達の奇襲は見事に失敗し、チョッパーに殴られることになった。
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てんり(プロフ) - ルナ ルナさん» わー！！ありがとうございます！！！！！めっちゃ嬉しいです！！頑張ります！！ (2020年4月28日 18時) (
レス) id: 41b9255c4e (このIDを非表示/違反報告)
ルナ ルナ(プロフ) - 続編おめでとうございます！！！！！！！！！この作品ホントに面白いので、これからも頑張ってください！！！ (2020年4月28日 15時) (レス) id: 65c9fb08c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てんり | 作成日時：2020年4月26日 20時
