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「“七武海”......！？」
「ゲッコー・モリア！？」
「ほんとかロビン！」
「謎の多い男よ......」
「そんな人がどうしてここに......？」
「さァ、わからんが、わしと同じようにこの森をさ迷う犠牲者達も少なくない......」
「他にもいるのか......！」
「あんたらもここへ誘われた時点で、モリアに目をつけられたと思ったほうがいい......
この地に残り、暗い森をゾンビを恐れながら這いまわる者......海へ出てなお太陽に怯え生きる者......！！
いずれにしろこんな体では生きてる心地はせん......死ぬ前にもう一度......太陽の光の下......歩いてみてェ......！！」
そういって老人は涙を流す。
たくさんの人を不幸に陥れたモリアと言う男に私は殺意が湧いてくる。
「そうなの゛かおめェ......！！そりゃ辛ェなァ......！よーし俺が力んなるぜ心配すんな！！バカ、泣いちゃいねェよ」
フランキーが涙と鼻水をダラダラ流して言った。
下手したら老人より泣いてるぞ......
「気持ちわかりすぎだろ！！てめェ、軽く背負い込むな」
「まったくだおいジジイ！泣き落としは美女の特権だと思え！！お前じゃトキメかねぇ！！」
ゾロとサンジがそんなフランキーに言った。
「まーでもよ！元々影を奪う張本人を探してたんだ。そいつが俺達も狙ってんならぶっ飛ばすことになるし、おっさんもついでに助かるんじゃねェか！？」
ルフィが脳天気にそんなことを言う。
「あ、ありがてェ言葉だ......ついででも何でも希望が持てますじゃ！！」
どこからともなく声が聞こえる。
「頼んだぜアンタ！」
「頑張れー！！」
「モリアなんかぶっ飛ばせ」
「トキメかなくて悪かったな！」
「聞いてたのかよ！その他の犠牲者！！」
ようやく屋敷の前に辿り着いた私達。
ポツ......ポツ...... と顔に水が落ちてくる。
「......雨？」
小雨だったのがまたたく間に激しくなる。
「だいぶ降り出してきたな」
「屋敷まで走るか！？」
「ちょっと待った！！」
走り出そうとした私達をルフィが止める。
「屋敷の後ろに......マーク？でっけェ何かが見えるぞ！？」
「何だ......？旗か！？」
「違う......！“帆”じゃねェのか！？ありゃあ」
「帆！？」
「そうなのじゃ！！」
後ろから声がかけられる。さっきの老人だ。
「まだついてきてたのか！！」
「この......スリラーバーグは、村を一つ丸ごと乗せた世界一巨大な海賊船なのじゃ！！」
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てんり(プロフ) - ルナ ルナさん» わー！！ありがとうございます！！！！！めっちゃ嬉しいです！！頑張ります！！ (2020年4月28日 18時) (
レス) id: 41b9255c4e (このIDを非表示/違反報告)
ルナ ルナ(プロフ) - 続編おめでとうございます！！！！！！！！！この作品ホントに面白いので、これからも頑張ってください！！！ (2020年4月28日 15時) (レス) id: 65c9fb08c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てんり | 作成日時：2020年4月26日 20時
