48. 麦わらの一味 ページ2
*
麦わらのルフィ一行の新海賊船 サウザンドサニー号
＿＿＿快晴
釣りを楽しむ海賊二人。
「釣れた〜〜〜！！カッチョイイサメ釣ったぞーーっ！！」
「入れろ！！入れろ！！生け簀に入れろ！！」
＿＿＿船内 アクアリウムバー
紅茶を飲みながらくつろぐ三人。
大型の水槽が備え付けられたそこは、生簀から魚を入れるといつでも観賞できるようになっている。
「......また入ってきた。サメね」
「な！いいだろこの部屋」
「部屋はいいがサメって.......あのバカ共！！」
そこにダッダッダ と走る二人の足音。
ばんっ とドアが開けられる。
「おーい！！サメ入ってきたか！？すげーツノはえたやつ！！」
「えぇ、入ってきたけど......今まで釣ったお魚はみんないなくなっちゃったわよ？」
さっきまで魚でいっぱいだった水槽は今さっき釣られたサメ一匹だけになっていた。
「「ギャーーーーーー！！！」」
「共存ってもんを考えろ！当たり前のことだろうが！！！」
船は順調に航海を続けている。
＿＿＿船の後方 上階大浴場
ガチャリとドアが開く。
「はーっ良いお湯でした！波に揺らされて大浴場なんて、最っっ高♡」
＿＿＿医療室。
ベッドに寝転んで鼻歌を歌うトナカイ一匹。
「俺の部屋だここは♪」
＿＿＿展望室。
「ん？」
海を見て不思議なものを見つける剣士。
『おい！！海に何か浮いてるぞ』
拡声器で呼びかけると、わらわらと集まってくる船員たち。
「なんだなんだ」
「タル！？見ろ！！“宝”って書いてあるぞ！！！」
「もしかして“宝船”の落とし物じゃねェか！？」
「お宝！？」
興奮する彼ら。
「残念。お酒と保存食よ」
人一倍、金と宝が大好きな航海士が言う。
「なんで見てねェのにわかんだよ！！」
「『海神御宝前』ってかいてあるでしょ。それは誰かが航海の無事を祈って海の守護神にお供え物をしたってことよ」
それを聞いてガッカリする船長。
「なんだ......じゃあ拾っても意味ねェじゃねェか」
だがお祈りすれば飲んでもいいとの事で、皆は目を光らせた。
「海にもまれたお酒は格別に美味しいんだって」
「そりゃ味わうべきだ！！よし乾杯するぞ！！」
「開けろ開けろはやく！！」
「おい神様ー！！おやつもらうぞー！！」
「空島で神をぶっ飛ばしてきたのはどこのどいつだよ......」
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てんり(プロフ) - ルナ ルナさん» わー！！ありがとうございます！！！！！めっちゃ嬉しいです！！頑張ります！！ (2020年4月28日 18時) (
レス) id: 41b9255c4e (このIDを非表示/違反報告)
ルナ ルナ(プロフ) - 続編おめでとうございます！！！！！！！！！この作品ホントに面白いので、これからも頑張ってください！！！ (2020年4月28日 15時) (レス) id: 65c9fb08c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てんり | 作成日時：2020年4月26日 20時
