訳ありPrincess【JUMP】*2*

#52 過去 ページ5

* 過去





中学校に入って少し経った頃

幼なじみの隼人に告白された。



【隼人がわからない方は
移行前の作品の登場人物をご覧下さい。】





もちろん返事は


“お願いします”



ずっと、好きだったから嬉しかった。






中学校で仲良くなり親友になった


梨乃に報告した。







『梨乃！梨乃！

隼人と付き合うことになったの！！』








梨乃｢嘘？！おめでとう！！｣








『ありがとう！！』






私は嬉しくて舞い上がっていた。

だから、

｢ありがとう｣
と梨乃が言った時私を睨んでたことなんて気づかなかった。







＿＿＿＿＿付き合い始めて1年。







私は隼人も一緒に無事2年生に進級できた。


幸いな事に隼人と梨乃とは同じクラスになれた。








＿＿＿＿＿ある日





梨乃｢Aちょっといい？｣






梨乃に呼ばれた。






『うん、いいよ。

隼人行ってくるね。』









隼人｢いってらっしゃい。｣







隼人とはご飯を食べてる途中だったから断りを入れてから梨乃について行った。







あんな事が起こるとは知らずに···







『梨乃こんな所に来てどうしたの？』







連れてこられたのは

空き教室。








梨乃｢あんたが邪魔なの。｣








『え···？』






梨乃の声はいつも明るく可愛らしい。

でも、今はそんな声ではなく
聞いたこともない低い声でニンマリしながら言った。



*

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