#144 ページ4
*
＿＿＿＿＿10分後…
ﾄﾝﾄﾝ
隼人｢俺、入るよ？｣
『いいよ』
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
隼人｢数日ぶり｣
時間ぴったりにやって来た隼人。
そんな彼を見ながらナースコールの位置を確認する。
隼人が来る前にかず君に
｢何かあったらすぐにナースコール押して｣
と何度も何度も言われた。
今、かず君と涼介は待合室で待機中…
『わざわざ来てくれてありがとう』
ベットに座ったまま頭を下げる。
隼人｢こっちこそ話す機会を作ってくれてありがとう｣
ベットの隣にある椅子に腰をかけた彼に言われた。
『うん…
それで今日ここに呼んだのは聞きたい事があるから』
隼人｢うん｣
病室が更に静まり返る。
『中学生の時のこと隼人の口から聞きたくて』
隼人｢…う、ん｣
『梨乃はね、私の双子の姉だったの
んー、生き別れってやつ？』
隼人｢え…、双子で生き別れ？！｣
いきなりの衝撃発言に
目をまん丸にして見開く隼人。
そりゃあ、
自分をいじめてた主犯が双子の姉なんて、ねぇ？
誰も想像もできないよ、、
『でも、梨乃とは結構前に和解してる。
お互い思ってる事はあったからね』
隼人｢和解…、してたの？
梨乃のやつそんな事言ってなかったのに…｣
最近も梨乃と会ってるかのような言葉を発する。
『梨乃と会ってるの…？』
隼人｢会ってるって言うか…
ずっと付き合ってるよ｣
『え、？
あの時からずっと…？』
隼人｢うん、ずっと｣
『なのに私に告白したの？』
正直いって今イライラしてる。
彼女がいながら彼氏持ちに告白するなんて有り得ない。
隼人｢梨乃も好きだけど…
俺は今も昔もAだけなんだよ！｣
急に大声をあげる。
ﾋﾞｸｯ
その声に肩を揺らした私に気づいたのか
隼人｢あ、ごめん…、大声出して｣
我に返ったかのように謝る。
『大丈夫、けど…
私の今日聞きたかったことは過去のことだし、
ちょうど過去の事話になった事だしこのまま話す。』
隼人｢うん…｣
私は未来への第一歩を切り開くんだ＿＿＿＿
*
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涼永 - 消さないで下さい！先を楽しみにして待ってます！頑張って下さい (2017年8月14日 18時) (
レス) id: 9b0f01c77d (このIDを非表示/違反報告)
LOVE - 大好きです！ 消さない方向願ってます！ (2017年8月6日 23時) (レス) id: a5c91209dd (このIDを非表示/違反報告)
*なぎ*(プロフ) - ましゅみる.。さん» コメントありがとうございます！消さない方向も考えてます！！宜しければ『兄妹恋愛、始めます。』もよろしくお願いします。 (2017年8月6日 15時) (レス) id: 071b6ff891 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅみる.。(プロフ) - 消さないでください。。先読みたいです。。 (2017年7月30日 10時) (レス) id: 0ebb08629e (このIDを非表示/違反報告)
*なぎ*(プロフ) - オム岡さん» 返信遅くなりました…！更新頑張ります、よろしくお願いします！！ (2017年5月16日 22時) (レス) id: 071b6ff891 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*雛菊* | 作成日時：2017年1月17日 18時
