#166 ページ26
*
家の近くまで来ると
涼｢A〜！｣
笑顔で手を振る涼介の姿が目に入る。
『涼介〜！』
私も負けぬくらい大きな声と笑顔で
手を振り返しながら涼介の元まで走る。
涼｢花恋ちゃん、元気だった？｣
涼介の前で立ち止まり
『めっちゃ元気だったよ』
涼｢そっか、そっか、よかった。｣
『ねぇねぇ、行こ？』
今日が楽しみだったから気分は上々。
涼｢はいはい、行こ。｣
呆れた顔をしながらさり気なく助手席のドアを開けてくれた。
『ふふっ、ありがとう』
助手席に乗り込むと運転席に涼介も乗った。
『そういえば、どこ行くの？』
涼｢VTRはカフェ巡りを流そうかと思って
俺のお気に入りのカフェに行こうかな〜って｣
『カフェか、！
涼介のお気に入りならいい所なんだろうな〜』
高鳴る胸を抑えながら目的地に向かった。
＿＿＿＿＿10分後
涼｢到着〜｣
車の止まった先には
お洒落でカフェとは思えない素敵な雰囲気のお店だった。
『うわぁ〜、凄いお洒落…。』
涼｢最近、圭人に教えて貰ってお気に入りなんだ｣
嬉しそうに話す姿を見ると
何だかんだで圭人の事好きなんだな〜って思う。
『凄い素敵なお店だもん。さすが圭人』
その後車を止めてお店に入る。
店員｢いらっしゃいませ、2名様で宜しいですか？｣
涼｢はい｣
店員｢でしたら、奥の個室へご案内致します。｣
慣れた手つきで奥へと案内してくる店員さん。
店員｢こちらの席です。では、ごゆっくりどうぞ｣
店員さんが行ったのを見て
『何で個室って分かったのかな？』
小声で涼介にきくと
涼｢ああ、俺が圭人と来る時個室だからかな？
たぶん気を使ってくれたんだよ｣
『ああ、そっか。初めてじゃないのか！
でも、いい人だね〜』
素敵なお店に、素敵な店員さんがいて
私の気分は最高に達していた。
*
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涼永 - 消さないで下さい！先を楽しみにして待ってます！頑張って下さい (2017年8月14日 18時) (
レス) id: 9b0f01c77d (このIDを非表示/違反報告)
LOVE - 大好きです！ 消さない方向願ってます！ (2017年8月6日 23時) (レス) id: a5c91209dd (このIDを非表示/違反報告)
*なぎ*(プロフ) - ましゅみる.。さん» コメントありがとうございます！消さない方向も考えてます！！宜しければ『兄妹恋愛、始めます。』もよろしくお願いします。 (2017年8月6日 15時) (レス) id: 071b6ff891 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅみる.。(プロフ) - 消さないでください。。先読みたいです。。 (2017年7月30日 10時) (レス) id: 0ebb08629e (このIDを非表示/違反報告)
*なぎ*(プロフ) - オム岡さん» 返信遅くなりました…！更新頑張ります、よろしくお願いします！！ (2017年5月16日 22時) (レス) id: 071b6ff891 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*雛菊* | 作成日時：2017年1月17日 18時
