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*
ｺﾝｺﾝｯ
頭を抱えて悩んでる時、ノック音が鳴った。
『どうぞ〜』
悩んでる事がバレないように明るい声で振る舞う。
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
一樹｢A、体調どう？｣
やって来たのはかず君だった。
『うん、もう全然平気！』
作り笑いをして答える。
一樹｢はぁ｣
私の一言で急にため息をつくかず君。
『患者さんの前でため息ですか…？笑』
冗談っぽく言ったのにかず君の目が真剣になった。
一樹｢A、無理しないでよ｣
『…っ、』
一樹｢俺の前でまで無理して笑わなくていい。
俺はさ、Aの本音だけを聞きたいの｣
かず君には私の作り笑い何てお見通し。
小さい時から辛い時は作り笑いだったからかな？
『ああ、もう。
そういうこと、いわないでよ…っ』
何かが切れたかのように溢れ出す涙。
一樹｢俺はAの担当医なの。
本音で話してくれなきゃ診察できないよ？｣
『そ、うだね…っ、あり…が、とっ…』
かず君は泣いている間黙ってずっと背中をさすってくれてた。
何分泣いてただろうか…
涙が枯れるほど泣いた後私が口を開いた。
『私ね、怖かったんだ。隼人にまた裏切られるのかなって…でも、違った。
まだ好きだって言われたの。私断ったんだよ？
なのに隼人の事気にかけちゃう自分がいて…
それに嫌な予感ばっかする。私、どうしたらいい…？』
かず君は私の過去を全部知ってる。そして今の本音を言った。
一樹｢Aの未来に1番必要な人は誰？｣
急に質問された。
『そんなの涼介に決まってる！！』
それでも即答だった。
一樹｢隼人君を気にかけちゃうのはまだ信じてるからじゃない？｣
『…？』
一樹｢友達として信じてるからじゃない？｣
『信じてる…』
一樹｢そう、信じてる。
隼人君は自分を裏切ったわけじゃないって｣
『…』
かず君に言われた時あっ、って思った。
私、裏切られた訳じゃないって信じてるって
一樹｢その気持ちは恋愛感情ではないよ？
俺が質問した時Aは涼介！って即答だったし｣
『私、友達として隼人を信じてる。』
一樹｢じゃあ、それを伝えなきゃ｣
『うん！』
悩みを打ち明けた後
隼人に明日病室に来てくれと連絡した。
まさか、あんな事態になるとはしらずに＿＿＿
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涼永 - 消さないで下さい！先を楽しみにして待ってます！頑張って下さい (2017年8月14日 18時) (
レス) id: 9b0f01c77d (このIDを非表示/違反報告)
LOVE - 大好きです！ 消さない方向願ってます！ (2017年8月6日 23時) (レス) id: a5c91209dd (このIDを非表示/違反報告)
*なぎ*(プロフ) - ましゅみる.。さん» コメントありがとうございます！消さない方向も考えてます！！宜しければ『兄妹恋愛、始めます。』もよろしくお願いします。 (2017年8月6日 15時) (レス) id: 071b6ff891 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅみる.。(プロフ) - 消さないでください。。先読みたいです。。 (2017年7月30日 10時) (レス) id: 0ebb08629e (このIDを非表示/違反報告)
*なぎ*(プロフ) - オム岡さん» 返信遅くなりました…！更新頑張ります、よろしくお願いします！！ (2017年5月16日 22時) (レス) id: 071b6ff891 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*雛菊* | 作成日時：2017年1月17日 18時
