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「降谷ー、諸伏ー、冷泉ー！」
「なんか呼ばれてるよ？」
ミーナに言われて食堂の入り口の方を見ると、同期の本田がこちらに向かって手を振っている。
「なんだろう？」
「取り敢えず行ってみるか」
降谷とヒロ君に続いて席を立って、食堂の入り口に向かう。
「どうかしたか？」
「いーや、俺は特に用ねーよ？」
本田が階段を指差した。
「教官から伝言。直ぐに上の執務室に来い、だそうだ」
「そうか、ありがとう」
教官から直々の呼び出しかー、私達なんかやらかしたか？
「俺達なんかやらかしたか？」
ヒロ君も私と同じことを思ったらしい。
「えー、でも私達三人って一応優等生だよね？」
同期成績トップ３だし。結局降谷は抜けなかったけど。
「だからじゃないか？」
「え？」
足早に歩きながら降谷が言った。
「タイミング的に、多分さっき提出した配属先の話だろ」
そんなことを話しているうちに、執務室の重厚な扉の前に着いた。
先頭にいた降谷が扉をノックした。
「降谷零です」
「諸伏景光です」
「冷泉京香です」
「ーーーー、入れ」
「失礼します」
扉を開き中に入ると、私達を呼んだ教官が居た。
普段は基本的に訓練着の教官が珍しくスーツを着ている。そして、どことなく表情も硬い。
「突然呼び出して悪かったな。だが、話があるのは私ではない」
「私だ」
奥の執務席から低い、冷徹さを感じる声がした。
そこに座っていたのは・・・
「警視庁公安部の黒田理事長だ」
教官の声が部屋に響いた。
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ひなこ - 39.40話で半生かな覚悟とありますが、生半可な、では無いですか？ (2020年5月8日 9時) (
レス) id: 3ecbb3d6aa (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - めっちゃ面白いです！！！更新待ってます！！ (2020年4月28日 17時) (レス) id: f44faecfaf (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新待ってます頑張ってください！ (2020年4月27日 12時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
天華(プロフ) - 長らく更新停止をしていてすいません。本日更新したので楽しんで頂けると嬉しいです！ (2020年3月22日 18時) (レス) id: fe6169574c (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - とっても面白いです！ゆっくりでいいので更新楽しみに待ってます(^-^) (2020年3月21日 4時) (レス) id: 51e87b9769 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天華 | 作成日時：2019年8月19日 22時
