こんぷれっくす｡【江口拓也】

偶然すぎる再会 ページ6

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ちょっと小さめのケーキ屋さん｡







いらっしゃいませ〜 と言う声を耳に店に入ると


ケーキが沢山並んでいるショーケースとにらめっこをしている人が一人｡




まさか、前の間違えられてた人...？




彼女はこっちに気がつくと驚いた顔をしてぺこっと会釈してくれた｡



ちょっとした好奇心で話をかけてみた｡





「めちゃくちゃ悩んでますね笑」



「...へ、そうなんですよ｡どれも美味しそうで...笑」



「いひひ、確かに笑」



「まぁ一緒に過ごす人も居ないんで一人で食べるんですけどね」





そう言って照れくさそうに笑う









待って｡




なんか今のキュンときた｡

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