ある日、あなたに拾われました。 (ページ20)

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病院に着くまでの時間は今まで感じたことのないくらい長かった。

今は重岡くんが起きるのを病室で待ってるところ。

廉「A、重岡くんが倒れたとき1人でどうすればいいか分かんなくて辛かったよな…辛い思いさせちゃってごめんな？」

『ううん。廉くんは何も悪くないよ…』

泣きたいわけじゃないのに涙が込み上げてくる。

ギュッ

『…廉…くん？』

廉「泣きたいだけ泣けよ。」

『ありがとっ…』

・

・

廉「もう大丈夫か？」

『うん。ありがと。』

勝利「Aちゃん！大丈夫だった？」

『うわっ！いきなり抱きついてこないで笑』

勝利「ごめんごめん笑笑」

流星「重岡くんは？」

廉「ベットで寝てる。」

斗亜「Aお姉ちゃん！」

『うわっ！さすが斗亜くんは軽いなぁ笑笑』

斗亜「ふふっ笑笑」

勝利「えっ、ちょっと待って。俺が重たいみたいじゃん。」

『笑笑』

知念「しげ大丈夫なの？」

『まだ寝てるよ。』

先生「話があるのでちょっと来てもらえますか？」

廉「はい。」

みんなで先生の話を聞くことになった。

でも…嫌な予感しかしないのは私だけ…？