ある日、あなたに拾われました。 (ページ16)

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勝利「ね、しげー。」

重岡「んー？」

勝利「今日って誰が施設行く日だっけ？」

重岡「知念じゃない？」

知念「あっ、ごめん。僕今日お父さんのとこ行かなきゃいけないんだ。」

重岡「おーん。そうだ！そーいえばAって1回も行ったことなかったやんね？」

『ないよ？』

重岡「じゃあ俺と行こっか？」

『いいの？』

重岡「おん。ええよ。」

『分かった！行く！』

重岡「じゃあ30分後に出れるように準備しといてな。」

『うんっ！』

施設か…

どんなところなんだろう？

でも、重岡くんが育った場所だからいい人達がいるんだろうな…

・

・

重岡「準備できたかぁ～？」

『うんっ！できたよ！！』

重岡「よし。じゃあ行くか。」

『いってきます！！』

重岡くんと出掛けたことないからなんか楽しみ。

そんなこと考えてたらあっという間に着いた。

重岡「ここやで。」

こんなとこなんだ…

「おーい！大毅くん！！」

重岡「中村さん！！」

中村「久しぶりやな～！元気やったか？」

重岡「俺はいつでも元気ですよ笑」

中村「そうか～笑笑」

重岡「中村さんこそもう大丈夫なんですか？」

中村「大丈夫やで！！」

重岡「もう無理はせんといてくださいね笑笑」

中村「せやな～笑笑大毅くん、隣の子は？もしかして彼女とか！？」

重岡「ちゃいますよ笑ま、一緒に住んでるんですけどね笑笑」

中村「そーなんか！笑名前はなんて言うん？」

『山河Aです。よろしくお願いします。』

中村「おん。よろしくな。あ、そうそう！風雅待ってんで！」

重岡「まじですか！？じゃあ行きますわ！！A、行こ。」

『うん！』

やっぱ優しそうな人だな笑笑

風雅くんって言ってたよね？なんで家に連れて行かないんだろ…？

「重岡く～ん！！！」

重岡「おっ！風雅ー！」

風雅「やっときてくれたぁ！！」

重岡「昨日も会ったやん笑笑」

風雅「重岡くんと離れたないんだもん笑」

重岡「それは嬉しいなぁ笑笑」

風雅「隣にいるお姉さんって前話してた人？」

重岡「せやで！！」

風雅「よろしくお願いします！！」

やばい…この子可愛すぎるぞ。

『こちらこそよろしく^ ^』