ある日、あなたに拾われました。 (ページ1)

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もう、私に生きてる意味なんてない。

私を必要としてくれてる人なんていないから。

___じゃあね。

？「あぶないっ！」

『えっ…？』

？「こんなとこでなにしとん？死んでまうで？」

『いいよ…』

？「なにがいいんだよ。」

『私は、生きてる意味なんてないの。誰1人として私を必要としてくれてる人なんていないんだから。』

そう。

私は生きてる意味なんてないんだ。

？「あのな？生きたくても生きられへんやつやっておる。お前はそーいうんじゃないやろ？」

『そうだけど…あなたにはなにも関係ないじゃない！帰る場所もないんだよ？なのにどうやって生きろっていうの！？まだ高校生だし、お金だってあるわけじゃないんだから！』

つい強く当たっちゃったな…

？「俺が拾ったる。」

『えっ…？』

？「俺が拾ったるわ。どーするん？家来るん？」

『あっ…行くっ！行きます！』

顔も名前も知らないのになぜか信用できる。

だから大丈夫だよね…？