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「佳乃ちゃん、ちょっといいかな？」
ん？
振り向くとそこには、クラスメイトの野須虎汰くんがいた。
虎汰くん…
最近、私変だ。
虎汰くんの顔を見ると、胸がきゅっとなって虎汰くんのことをまともに見れなくなってしまう。
「あ、虎汰くん。な、なに？」
「佳乃ちゃんごめんね、ちょっといい？」
そう言って虎汰くんは私の腕を引く。
ドキドキ
なぜか心臓の鼓動が速まる。
虎汰くんは、校舎の裏まで来ると、私を振り返った。
そして、私の肩をつかんで、校舎の壁に押しやった。
その横に“ドンッ“と手を突く。
あわわわわわ…これってもしかして、本当に壁ドンってやつ？…
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れぃれ@つばめ教(プロフ) - あ、好き｡ (2020年6月28日 17時) (
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作者名：久遠寺 璃愛 | 作成日時：2018年8月26日 13時
