5話 ページ5
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最寄り駅のマクドは放課後の時間ということもあり、
制服を着た若者たちでごった返しになっていた。
唯一空いていたのは2人席だったので、
ソファー側に2人座って食べることに。
白岩「Aさんソファー側行く？」
「いいの？」
白岩「って言っても2人座るから広くないけど…」
川西「あ、俺とAで座ったらちょうど良さそう」
そんな訳で、私は川西と並んで座ることに。
肩がぶつかるがしかたない。
「肩幅広くてごめんね」と謝れば
「俺がでかいんや！」と何故か逆ギレ。
白岩「はは、仲良いなぁ」
川西「まぁね！るっくんなんでこっちに来てたん？」
白岩「実は親の仕事の都合でこっちに来ることになったんだよね。
転校先選ばせてもらったんだけど、拓実の学校近かったからさ！」
川西「ほんま？！うれしい〜！」
「瑠姫くんと川西は幼なじみなの？」
白岩「俺たちの親戚が同じ県に住んでて、
夏休み帰った時にたまたま出会ったんだよ」
川西「ちなみにるっくん、1個上の先輩ね」
「えッ、タメ口すいません」
白岩「いいよ今さら！敬語の方が困る！」
うははっと歯を見せて笑う 瑠姫くん。
川西見てていつも思うけど、
美形が笑うとさらに魅力的になるんだなぁ。
親しみやすい雰囲気にほっとしてると
馴染み無い声に呼びかけられた。
見ると知らない制服の女の子3人が落ち着かない様子で
テーブルの隣に立っている。
これは…
女子1「突然すいません〜！あの、もし良かったらLime交換しませんかっ！」
女子2「あたしたちたまにここのマクド来てて…
週一でも会えたらなって！」
頬を赤らめつつも元気な様子で話しかけてくれる女の子たち。
一方、男2人はと言うと。
白岩「あー…」
川西「えーと…」
「……」
川西はともかく、どうやら瑠姫くんも人見知りの類らしい。
コーラが入ったカップをいじってみせて平然を装うが
目が泳ぎまくっている。
まったく、モテてる(と思う)人達が情けない。
初めての出来事ではないだろうに。
「ごめんね、この2人人見知りでさ。
また今度にしてあげてくれる？」
女子1「え、貴方女の子だったんですか?!」
女子2「でもかっこよすぎ…！名前教えてください！」
「え」
女子3「よければプリとか！」
「……」
助け舟を求めて同席の男たちに目線を送るが
2人は完全に他人事のようで、
小声でエールを送ってくるだけだった。
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A(プロフ) - はい！暑さもまだ続きますし無理せず生活なさってください！ (8月30日 6時) (
レス) id: 25cd72813f (このIDを非表示/違反報告)
Shiu(プロフ) - Aさん» はじめまして！お返事が遅くなり申し訳ありません…！温かいコメントありがとうございます( *´艸｀)かなり不定期更新ですが、これからちょくちょくお話書けるようがんばります！とても励みになります、ありがとうございます！！ (8月29日 22時) (レス) id: 4d51508915 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 初めまして！お話とても面白いです！続きがとても気になります。お時間があれば書いて欲しいです！ (8月8日 13時) (レス) @page9 id: 25cd72813f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shiu
| 作成日時：2023年5月17日 18時
