13話 ページ13
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白岩「最近の拓実？」
昼休み。
お弁当を作り損ねてしまったので購買へ向かうと
例のごとく瑠姫くんと遭遇。
ここへ来ると必ず出会うので、
多分彼のお昼は決まっているのだろう。
「なんか、いつも不機嫌だなって」
白岩「そぉ？」
瑠姫くんは顎に指を置き考え込んでくれてる様子だが
思い当たる節は無いようで。
「ささらが絡むと特に不機嫌でさぁ…」
白岩「ささらさん？なんか想像つかないね、
拓実が女の子を邪険にするなんて」
「そうなんだよね。今まで見たことないし……
まぁ良くも悪くも素を見せれてるのかもしれないけど」
購買のパンはいつもより売れてしまっていて、
手前に残っていたたまごサンドを選ぶことにした。
白岩「Aさん的には、ささらさんと拓実は仲良くして欲しい？」
「うん。そりゃね」
白岩「…拓実が取られても、いいの？」
私の腕からたまごサンドをひょいっと取り上げ、
挑戦的な笑みを浮かべる。
たまごサンド食べたかったのならそう言えばいいのに。
「取られるも何も、川西は私のじゃないよ。
誰と仲良くするかなんて決めるのはあいつだし」
白岩「ふーん。大人びてるねぇ」
「何が言いたいのさ」
白岩「いや？そういう冷静になれるところ、
Aちゃんの良いところだよねって話」
「……？」
なんだか裏のあるような言い方。
にひに、と笑ってたまごサンドを返してくれた。
お会計が終わると甘そうなパンを1つ差し出してくる。
白岩「はいこれ、拓実にあげて」
「ん。わかった」
白岩「頑張れって言っといて？」
「部活？」
白岩「んー…色々！人生とか！」
「じんせい……」
理解が追いつかない私が面白いみたいで、
んははっなんて無邪気に笑うと私の頭を軽くなでると
レジから離れていく。
……サラッとやることが…。
瑠姫くんはたまに、掴みどころが分からない…。
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川西「え？瑠姫くんが？このパン？」
「うん。人生とか色々がんばれって」
川西「じんせい……」
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A(プロフ) - はい！暑さもまだ続きますし無理せず生活なさってください！ (8月30日 6時) (
レス) id: 25cd72813f (このIDを非表示/違反報告)
Shiu(プロフ) - Aさん» はじめまして！お返事が遅くなり申し訳ありません…！温かいコメントありがとうございます( *´艸｀)かなり不定期更新ですが、これからちょくちょくお話書けるようがんばります！とても励みになります、ありがとうございます！！ (8月29日 22時) (レス) id: 4d51508915 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 初めまして！お話とても面白いです！続きがとても気になります。お時間があれば書いて欲しいです！ (8月8日 13時) (レス) @page9 id: 25cd72813f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shiu
| 作成日時：2023年5月17日 18時
