「日常2」*turubo ページ20
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とある番組の撮影日の帰りの車の中。
かなり体を動かす収録だったのもあり、
Aは俺の隣で眠ったまま首をぐらつかせてる。
鶴房「即落ちやん」
金城「昨日は最後まで録音しとったからな」
俺と碧海の間で頭をふらつかせるAが
車のカーブに合わせて肩に乗ってきた。
身長差がある分肩の位置がちょうど良かったのだろう。
そのまま気持ちよさそうに寝息を立てる。
押しのけようと思ったけど、今日はよく頑張っていたし
今回は特別に見逃してやることにした。
金城「珍しいやん」
鶴房「俺やってたまには優しいねん」
金城「起きてるときにもその優しさ見せてあげーや」
鶴房「すぐ調子乗るやろコイツ」
遠征でホテルに泊まったりしたときから思っていたけど
Aは寝るとさらに顔が幼くなる。
無気力に少し開いた口から小さな寝息が聞こえてきた。
普段もこれくらい大人しくなればええのに。
金城「あ、これTwitterあげていい？」
鶴房「誰得やねん」
金城「ええやん減るもんちゃうし」
鶴房「まめちゃんの当たりがキツくなるやろ」
金城「まあまあ」
ニヤニヤと楽しそうに笑う碧海が
スマホのカメラを俺な向けてくる。
もう好きにせぇ、と思っていると
車のカーブでAの体が大きくぐらついた。
そのままカメラマンの碧海の胸元へ。
金城「……」
鶴房「お、カメラ変わろか」
金城「誰得やねん」
鶴房「まあまあ」
碧海はAを引き剥がすこともなく、
安眠妨害しないよう動かないであげてるように見えた。
仕方なく自分のスマホでカメラを開けば
「撮らなくてええねん」とツッコまれる。
鶴房「碧海、あんま悪い気してないやろ」
金城「いや、嫌やけど。めっちゃ嫌やけど。
…Aって寝顔は可愛いねんほんま」
鶴房「わからんこともない」
金城「そういう汐恩こそ俺側に倒れたとき
寂しそうな顔してたで」
鶴房「それは幻覚や」
金城「……やっぱ写真撮っとこ」
鶴房「おう」
碧海は照れ隠しからか窓辺に肘をつき外を見る姿勢になる。
その肩で すよすよ と大人しく寝るA。
…しかし、写真を撮ろう賭した瞬間
また大きな急ブレーキがかかり、
Aの体が前方に突っ込んだ。
慌てて俺と碧海で抱えるようにカバーする。
金城「なんで寝てるときこんな軟体動物になんの…」
鶴房「アカンもうめっちゃブレたわ」
続く (更新停止中)
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Shiu(プロフ) - やーさん» こちらこそリクエストありがとうございました！またどこかのタイミングでよなさんとの1:1なお話書きたいと思ってます(*´ｪ`*)包容力めっちゃ良いですよね…！ (2021年9月7日 12時) (
レス) id: 3e168f23de (このIDを非表示/違反報告)
やー - リクに答えて頂きありがとうございました！ほんと母なよなさん好きです(笑)かわいいお話ありがとうございました♪ (2021年9月7日 10時) (レス) id: f6284e2979 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shiu
| 作成日時：2021年9月3日 2時
