*kinjo ページ14
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撮影は“一応”順調に進んで行った。
Aは相変わらず無表情が多いけど、
話を振られればそれなりに返そうとはしていて。
けど、やっぱ固い。
木全「俺Aくんとうまく話せる自信ない…」
隣に座る翔也がぽそりと呟く。
みんなでまんべんなく話すターンを回すようにはするけど
Aは振られないと口を開かない。
ちょうど対面側に座ってるから
無表情の顔がよく見えてしまう。
白岩「まぁ無理して話しかけなくても
純喜とから辺が声かけてあげれると思うよ」
木全「でもずっとこのままというわけにもいかないじゃないすか」
白岩「焦ってどうこうしようとしても
相手が変わらなければ何も変わらないから」
金城「…瑠姫くん人生何回目の人？」
白岩「今世で3回目でございます」
ニヤリと不敵に笑う瑠姫くん。
たぶんボケが決まったと思ってるかもしれないけど
あまりにも平然と答えてくるから誰一人笑えなかった。
撮影が順調に進んでいき、
リーダーを決める話し合いに移る。
豆原「リーダーって“こうだ”とかあります？」
豆ちゃんのそんな一言から
1人ずつリーダーのイメージを発表することに。
奨くんの次のAはしばらく無言で考えて、
やがて「與那城さんと同じで」と呟いた。
…絶対考える気なかっただろ。
それから全員分のイメージ発表のあと、
投票をすることになった。
全員の投票が終わり、今度はそれを一つずつ取って発表する。
俺が一番最初に引くことになった。
金城「……ん？」
木全「お？」
豆原「誰だ誰だぁ？」
金城「佐藤さんです」
おぉー？！とどよめく皆。
景瑚くんは「なんで俺?!」と叫んでる。
川尻「理由は？」
金城「……一番背が高そうだから」
しーん
静まり返るスタジオ。
スタッフさんが「書いたの誰ですか？」と聞けば
平然とした顔で「僕です」と手を上げるA。
川西「…なんで背が高いとリーダーなん？」
「目立つからです」
佐藤「……ありがとうございます？」
失われたテンションを取り戻そうとするかのように
純喜くんが何か叫んでくれたおかげで
汐恩あたりがそこに乗っかり空気が元に戻る。
その様子を対面側から見ていた翔也が
「もしかしてAくんってすごい馬鹿？」と呟いき、
瑠姫くんが冷静に頷いた。
金城「その説濃厚やな…」
大平「……」
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Shiu(プロフ) - やーさん» こちらこそリクエストありがとうございました！またどこかのタイミングでよなさんとの1:1なお話書きたいと思ってます(*´ｪ`*)包容力めっちゃ良いですよね…！ (2021年9月7日 12時) (
レス) id: 3e168f23de (このIDを非表示/違反報告)
やー - リクに答えて頂きありがとうございました！ほんと母なよなさん好きです(笑)かわいいお話ありがとうございました♪ (2021年9月7日 10時) (レス) id: f6284e2979 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shiu
| 作成日時：2021年9月3日 2時
