◯それは突然のことでした(続編へ) ページ48
...
銀行強盗が続いて、犯人だったハンクをつれて
本署に帰ってくれば牢屋が賑やかだった。
でも人の集まりは1番奥の牢屋だけ。
中には覆面の女性だろうか？背が高い。
みんな揃ってなんだ、有名人なんだろうか。
とりあえず1番手前の牢屋にハンクを入れる。
『じゃあ、えっと道路交通法違反…無免許…えっとあとは
罪状を確認していると、人だかりからよく聞く声
ら「ぎゃるみ、しゃべんないの？」
『え、今なんて』
ハ「…ぎゃるみって言ったんだよ」
『ん？どういうこと、救護にきたんじゃないの？』
ハ「…違うんじゃない」
『ハンクさんなんか知ってるの？』
ハ「まぁまぁw」
へらっと笑うハンクにイラっとして
プリズンに飛ばす。すぐに奥の牢屋へむかった。
が、プリズンに飛ばされて姿が消えてしまっていた。
各々がなんでだよ、とか
どうして？とか言葉をこぼしているので
私もわけがわからない。
分からないままが嫌だから
プリズンまで話を聞きに行こうと出口へむかえば
青鬼が目の前に。
ら「…どこ行くの？」
『プリズンです』
ら「…Aちゃん、まだ早いよ、だめ」
『だって！！』
ら「なんとなくだけど、あいつの気持ちわかる気がするから、だからもう少しまってあげて」
なんだか心なしか元気のない声に、
荒げた声を出した自分が恥ずかしくなって
らだおさんが心配になって
頭がうわーってなってたけど
自分のことよりも、やっぱり心配で。
ぎゅっとらだおさんの服の裾をつかむ。
『…わかりました』
ら「うん、ごめんね、ありがとう」
『でもちゃんと聞いてあげたい、いや聞きたいから、その時がきたら私は彼女のそばにいます』
ら「うん、そうしてあげな」
『…らだおさんも、無理しないでくださいね』
ら「うん、そうだね」
さっきまでたくさん人がいたのに
いつの間にか犯罪者もいない牢屋でふたり
静かに俯くのだった。
...
続編へ
作者より
まずはここまでお読みいただきありがとうございます。
そしてハートボタンぽち！ありがとうございます！
コメントも励みになりました。
今後も亀ペースですし、時系列バラバラで
至らないところばかりではありますが
更新を続けていけたらと思っておりますので
どうぞ宜しくお願いします！！
せぶみ
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の〜さん（旧もこ）(プロフ) - 流石叶……成瀬もわかってそう()更新お疲れ様です！続き楽しみにしてます！ (1月11日 8時) (
レス) @page47 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
せぶみ(プロフ) - の〜さん（旧もこ）さん» ありがとうございます！私もくまちゃんの手作り食べたいですwストグラガールズみんな可愛いので主人公とたくさん絡ませれたらいいなーと思っております！頑張ります！ (1月6日 0時) (レス) id: 5df8dcb2ea (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - 好きです()ヤバイキュンキュンだ……私もくまちゃんの作ったお菓子食べたい()更新お疲れ様です！楽しみにしてます！ (1月5日 18時) (レス) @page39 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
せぶみ(プロフ) - 晴瀬さん» ありがとうございます！餡ブレメンバーとの絡みたくさん書きたいと思っているので、引き続き読んで頂けると嬉しいです！頑張ります！ (1月5日 14時) (レス) @page39 id: 5df8dcb2ea (このIDを非表示/違反報告)
晴瀬(プロフ) - なんという展開…！餡ボスの押しに心臓を掴まれてしまいました！キュンがとまりません…せぶみ様の描かれるお話が大好きでいつも更新を楽しみにしています！ (1月5日 0時) (レス) @page39 id: eab317b5b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せぶみ | 作成日時：2023年11月24日 19時
