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 A 視点


A
「 個々での課題点はそれぞれあると思うけど、
 たまには連携もやる方が良いよ。 」


A
「 お互いの良いところ、悪いところが分かるからね。 」


伏黒
「 …なるほど、参考になります。 」


A
「 うん!短期間で良く頑張ったね!お疲れ様、 」


虎杖
「 ありがとーございました! 」


A
「 じゃ、一年は休憩で…次、二年…やる? 」


 木陰で休んでいた二年生に声をかける。


禪院
「 あぁ、勿論、 」


狗巻
「 しゃけ! 」


パンダ
「 おうよ! 」


A
「 やる気があってよろしい。
 …ぶっ続けでやるけど、ルールはさっきと同じ、 」


A
「 一年の三人も良いところを盗み見るように! 」


 さっきの戦いででこぼこになった校庭を軽く足で整えて、
 二年の前に立つ。


A
「 さ、今から十分間本気でね。 」


 空気が変わり、真希から攻撃がスタートする。



















狗巻
「 じゃげ… 」


禪院
「 あー… 」


A
「 ふふ、懐かしいね。 」


パンダ
「 だな。
 憂太がいるときにもこれやったよな。 」


A
「 そそ、真希は悔しがって、棘は喉カラカラに、 」


パンダ
「 そうだなー、あん時は里香が出てきて焦ったわ。 」


A
「 本当に ( 笑 )
 元気にしてるかな、憂太… 」


パンダ
「 憂太は憂太で忙しいもんな。 」


A
「 ま、俺と同じ特級だしねー。 」


禪院
「 ほら、棘立て! 」


狗巻
「 ツ゛ナ゛マ゛ヨ゛〜… 」


 真希に引っ張られる棘を見てつい笑みが溢れる。


A
「 もー、棘甘えなーい ( 笑 ) 」


 ここにはいない懐かしい後輩の顔を思い出し、
 組手が終わったら連絡をしてみることを密かに決めた。


虎杖
「 センパーイ!
 もう一回組手お願いします! 」


釘崎
「 負けてばっかじゃ悔しいし、 」


伏黒
「 吹っ飛ばされるのも飽きたんで、次こそは勝ちます。 」


A
「 …面白いね。 」


 一年の三人も輪に加わり、また組手をすることに。


A
( 一生、こんな関係が続くと良いな…、 )



 ___ 青春は一回きりだし、ね。



 ふと五条先生の言葉を思い出す。

 
A
( これも青春かなぁ… )


 五条先生がなんであんなに青春に固執するかは不明だけどね。


A
「 …さ、もういっちょ頑張りますか! 」

拝啓 特級過呪怨霊を従える後輩へ→← _



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作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/72190cc3072/  
作成日時:2024年1月24日 20時

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