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A 視点
A
「 …、家入さん、ありがとうございました。 」
家入
「 あぁ、まだ要監視だし安静だがな。
間違っても任務は受けるなよ？ 」
A
「 ぅ…、 」
二日程医務室で過ごして、部屋に戻ることの許可が降りた。
この二日間は悠仁たちを始めとする後輩が
医務室を出入りして寂しい思いはしなかった。
五条先生も任務や授業の合間に来てくれた。
家入
「 …まさか任務行こうと思ってたのか…、 」
「 呆れた… 」 と溜め息をついた家入さん、
家入
「 残念だが西園寺、五条以外にも伏黒たちにも話はまわして
無茶をしそうだったら止めるように言ってある。 」
A
「 え…、 」
家入
「 何を驚いてるんだ、当たり前のことだろう。
…それに、命令とかではなくこればっかりは私の判断でもある。 」
A
「 家入さん…、 」
家入
「 そうだ、寮に戻れたとしても三日に一度は
A
「 …？定期検診みたいなもんですか？ 」
家入
「 まぁ、そうだな。
何があるか分からないし、 」
A
( …何をそんな心配して…、
ちょっと任務でヘマしただけなのに… )
家入
「 …西園寺、君は知らないところで領域展開をしてるんだ。 」
A
「 …は、 」
五条先生にも言われてなかった泣けた自分の記憶、
A
「 …何の、話ですか…、領域展開…？ 」
家入
「 交流会の途中で任務が入り、その直後から目覚めたまでの
記憶がないだろう？ 」
A
「 …はい、五条先生に言っても教えてくれなくて… 」
家入
「 ちょっと待ってろ、五条が代筆して書いた報告書の
コピーがあるから、、 」
と立ち上がって家入さんは何かの紙を持って戻ってきた。
家入
「 …ほらこれ、 」
A
「 … " 西園寺邸 呪力暴発事件 " …？ 」
家入
「 誰が言い始めたのかは分からないが、
呪術界では話題になってるらしいぞ。 」
A
「 …、 」
作成日 9月◾️日
所属 東京都立呪術高等専門学校
氏名 西園寺A ［ 特級 ］( 代筆 五条悟 )
件名 西園寺邸 呪力暴発事件
内容
特級相当の呪霊、その他蝿頭 (残穢のみの確認 )
家入
「 詳しくは書けてないから、西園寺も書くことになる。 」
A
「 …、そうですね、 」
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作者名：珀 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/72190cc3072/
作成日時：2024年1月24日 20時
