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五条 視点
五条
「 わーお… 」
五条
「 こいつは中々… 」
最強の僕でも驚きの声を上げる程、
西園寺邸には呪いの
五条
( 相当の数、相手にしたな、A… )
六眼で得た情報を元に奥へと進んでいく。
五条
「 ここが呪いの大元か、 」
五条
( Aや雇われていた人の負のエネルギーを
年々募らせて今日爆発した感じじかな… )
五条
「 …！ ( これは…、Aが愛用してる呪具… ) 」
呪具なのかは果して謎なところだ。
五条
( Aが呪力や術式を付与して使ってるから
呪具判定なのかなー… )
五条
( 回収、っと… )
落ちていた刀を回収して、伊地知に連絡を入れる。
五条 ��
「 伊地知ー？今住所送った所来て、すぐ、あと五分以内、
後片付けしないといけないわ。 」
伊地知 ��
「 西園寺邸ですね…、西園寺くんの実家では… 」
五条 ��
「 そ、…なんかしらで呪力が乱れて呪霊となった、
けど、早いところAが片付けてくれたから、 」
伊地知 ��
「 分かりました、すぐ向かいます。 」
五条
( …大丈夫か、A… )
流石にあの状態は肝が冷えた。
毒を喰らってもピンピンしてたAだからこそ、
あの大怪我は久しぶりだろう、恐らく、
五条
( 領域展開…したのか、 )
莫大な呪力の残穢、
五条
( 前に言ったじゃん…Aの領域は、 )
命との天秤なんだから、使い方を考えなよ ＿＿＿ って。
伏黒 視点
家入
「 伏黒、西園寺の服切れ、
パンダ、狗巻、そこの棚からタオル、沢山、 」
伏黒
「 ！は、はいっ… 」
ハサミを手渡され、言われた通りに服を切っていく。
細い身体に鍛えられた腹筋が見える。
白い肌に蛇と桜の刺青が目立つ。
先輩が持ってきて傷口に押し当てたタオルは
血を吸って赤くなる。
家入
「 …、 」
家入
「 助かった、もう戻って良い、 」
釘崎
「 先輩、大丈夫ですか…、？ 」
家入
「 結構酷いが、時間経過してない時に
手当てを始められたのが幸いだった、 」
家入
「 あとは私の術式と輸血でなんとかなるはずだ。 」
それを聞いてその場にいる家入さん以外の全員がほっと
息をついた。
家入
「 五条が戻ったら暫くは医務室に入るな、と言っておけ。
あいつがいたら治るもんも治らん。 」
伏黒
( 五条先生の扱いに慣れてる… )
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作者名：珀 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/72190cc3072/
作成日時：2024年1月24日 20時
