検索窓
今日:119 hit、昨日:181 hit、合計:57,455 hit

 _ ページ35

 A 視点


A
「 " 術式付与 朱雀蒼天斬(すざくそうてんざん) " 」

 
A
( " 朱雀蒼天斬 " 普通の刀とは違い軽く、
 音速を超える攻撃が可能、 )

 
 攻撃重視の白虎大霊槍かスピード重視の朱雀蒼天斬、


A
( 今はなんとしても早く決着をつけないと、
 今後の術師活動に影響を及ぼすかもしれない。 )


 後ろにくっついていた呪霊を引き剥がす為に
 斬撃を入れる。


呪霊
『 ひ、ぃ、イタい…よォ、 』


A
( ?…やけに脆いな、 )


 そう思った瞬間、
 切ったところからぶくぶくと音を出して分裂し始めた。


 刀で二等分、そこの切れたところから分裂、


A
( よ、四体…、 )


A
( 切れば切るほど分裂するのか…、 )


A
( こんな呪霊…見たことない… )


 膨大な負のエネルギーをもち、分裂する呪霊と
 そこらへんの蝿頭、


A
( 手負いの自分はきついなぁ… )


A
( しかも分裂しても
 各々別の攻撃してくるから厄介だな、 )


 刀を持ち直して周りを飛ぶ蝿頭だけに狙いを定めて
 刃を振るう。


A
( 蝿頭は再生や分裂はしない、良し… )


呪霊
『 アカ、まっか、ちぃ、スキぃ、うー、きレィ… 』


A
「 は、っ…!? 」


A
「 !っ… 」


 分裂した呪霊の一体が刺さっていた包丁を抜き取った。


A
( 反転術式っ…! )

 
 急いで呪力の使い方を切り替えたが、
 二度目に刺された呪霊の傷が癒えただけだった。


 ボタボタと赤い血液が自分の足元に溜まっていく。


A
「 ん゛、ぐ…げほっ… 」
 

A
「 め、んどくさい…、なぁ… 」


A
( くそ、っ…特級だぞ…、
 これ以上情けないところつくるんじゃねえって… )


 半ば貧血で頭が回らない状態で蝿頭を切っていく。


 白い床タイルが赤色になっている。


 目の前がぐわんぐわんと揺れて、膝をつく。


A
「 っ…ひゅ、っ…、 」







 ___ あぁ、これやばいな。


 そう思った時には呪霊に吹っ飛ばされていて、
 壁とお友達になっていた。


A
「 がっ…は、… 」


 高価な絵画と共に床に倒れる。


 呪力が乱れて蒼天斬も刀に戻る。


A
( あ゛ー…やべ…、 )


 腹からは出血が止まらない、


 頭もさっきぶつけて暖かい何かが流れ出ている。


A
「 …ははっ…めんどくせぇ…、…動けよ、俺の身体、っ… 」

 _→← _



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (65 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
185人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 男主 ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/72190cc3072/  
作成日時:2024年1月24日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。