検索窓
今日:42 hit、昨日:181 hit、合計:57,378 hit

拝啓 家柄に縛られ、呪われている自分へ ページ32

 拝啓 家柄に縛られ、呪われている自分へ










 A 視点


 東京校、京都校二つの高校が揃っている部屋に戻る。


五条
「 あ、Aおかえり〜!
 二日目の交流会は " 野球 " になったよ! 」


A
「 は、なんで野球… 」


虎杖
「 先輩スポーツできるんすか? 」


A
「 まぁ…人並みには… 」


釘崎
「 よっしゃ!これで勝ち確ね! 」


A
「 あ、… 」


伏黒
「 ?どうしたんですか、 」


A
「 …ごめん、二日目、参加できない…。 」


 その言葉に全員が驚きの声を上げる。


虎杖
「 え、なんで!? 」


狗巻
「 高菜!? 」


A
「 ほんとに、悪いと思ってる… 」


五条
「 …A、呪力が乱れてる。
 何かあった? 」


A
「 …家に、戻って来いって… 」


 それを聞いて、五条先生と葵と憲紀と桃は固まった。


 ずっと前、葵と憲紀と桃には自分の家のことを話していた。

 同級生ってことで。


東堂
「 ほんとめんどくさいな、お前の家、 」


西宮
「 …えぇ、呆れるわ。 」


加茂
「 無視することは出来ないのか? 」


A
「 …家に戻るか、高専を社会的に潰すか、っていう
 条件付き、 」


A
「 五条先生、そんなこと考えたくないけど
 もしかしたら…、俺戻ってこれないかもしれない。 」


 いつもおちゃらけている五条先生は
 真面目な感じで口を開く。


五条
「 そうなりゃ力づくでも家乗り込むから、
 Aに限ってそんなことはないと思うけど… 」


五条
「 本当にヤバそうならば連絡を入れて。 」


A
「 …はい、、 」


A
「 ごめんね、皆、空気ぶち壊して、
 悠仁、勝つんだよ。 」


虎杖
「 へ、…は、はい! 」


伏黒
「 …先輩、 」


A
「 俺ね、呪われてんだ。
 めんどくさい家に、 」










 これ以上空気を壊さないように五条先生と外に出た。


五条
「 潰されるたって、僕がいるじゃん。 」


A
「 …言うと思いましたよ。
 けど、父さんが何をするか分からない。 」


A
「 物理的には心配ないかもですけど、
 社会的に壊されるならば五条先生でも守るのは難しい。 」


A
「 俺の居場所は自分で守りたいんです。
 それに…皆には迷惑をかけたくない、 」


五条
「 …Aらしいね。
 けどこれだけは約束して。…絶対帰ってくること。 」


A
「 勿論ですよ。
 あんな腐った所、人間の住む場所じゃない。 」

 _→← _



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (65 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
184人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 男主 ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/72190cc3072/  
作成日時:2024年1月24日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。