検索窓
今日:96 hit、昨日:68 hit、合計:57,251 hit

 _ ページ26

 A 視点


A
「 っ…、 」


 刺さった矢を抜けば、黒い制服が徐々に変色していく。


A
「 …赤血操術(せっけつそうじゅつ)か… 」


 矢から呪力を感じるかと思えば、
 恐らく憲紀のものであろう血が付着していた。


加茂
「 そうだ、私の術式だ。 」


A
「 …お前ら、自分の意思とかないわけ? 」


禪院()
「 …自分の意思があってこれ、
 呪術規定に基づき、殺さなきゃいけないのよ。 」


虎杖
「 せ、先輩っ…血が…、 」


A
「 あぁ、こんなん治せるから。 」


 すぐさま反転術式で肩の傷を癒す。


加茂
「 !…厄介だな、 」


三輪
「 反転術式…、 」


A
「 軽い傷しか治せねぇけど、
 できといて正解だったわ… 」


A
「 …で、何、お前ら死にてぇの? 」


虎杖
「 っ…! 」


A
「 …交流会だぞ、暗殺する場じゃねぇんだよ…、
 そっちの事情は知らないけどさ、… 」


 その時、パン、と手を叩く音が聞こえて
 憲紀と悠仁の場所が入れ替わった。


A
「 !…葵… 」


A
( 不義遊戯(ぶぎうぎ)、葵の術式… )


A
「 は、葵…仲間割れしてんの? 」


東堂
「 俺のマイベストフレンド(虎杖)を殺すならばな… 」


A
( あー…話通じなくなってる… )


A
「 悠仁、そのまま逃げて、
 …じゃないと殺されるよ。 」


虎杖
「 は、はいっ…! 」


 殺気を強めに出して、悠仁に有無を言わさず
 一旦退場させた。


A
「 …葵、お前は保守派か? 」


東堂
「 俺はそんなの関係ない、
 ただ今はマイベストフレンド(虎杖)を愛す! 」


A
「 …何言ってんだお前…、 」


 葵に呆れつつ、他の京都高のメンツに再度殺気を放つ。


A
「 良いか、これは交流会だ。
 人を呪い、殺す場所ではない。 」


A
「 悠仁が殺されたとして、…
 俺は例えお前らでも殺す。 」


 そう言ってその場を離れた。










 数十分後 ___


A
( あちこちでドンぱちが始まってるな…、 )


A
( 一旦暗殺は終わりってか、 )


A
( 呪霊…見当たらないな… )


A
( …さっき恵の " 鵺 " が桃を落としてるの見たし、
 メカ丸のなんか…光ってたし、、 )


A
( これって交流会で、
 呪霊を討伐するレースじゃなかったのかな… )


A
( 少なくとも俺が見学した頃はそうだったな… )

拝啓 精霊の狭間を生きる呪霊へ→← _



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (65 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
184人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 男主 ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/72190cc3072/  
作成日時:2024年1月24日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。