拝啓 無下限使いの先生へ ページ3
拝啓 無下限使いの先生へ
A 視点
A
「 げ…、 」
朝、いつも通りの時刻に起床するとメールに
任務の依頼が三件追加されていた。
A
「 労基行こ… 」
その時、スマホが静かに振動し始めた。
A
「 …？ 」
画面には " 五条先生 " という文字が表示されていた。
A ��
「 なんすか…、 」
五条 ��
「 わーお、ご機嫌斜めだねA、 」
A ��
「 誰のせいだと思ってですか… 」
五条 ��
「 え、僕のせい。 」
A ��
「 …分かってんなら仕事して下さいよ…。 」
五条 ��
「 まーまー、そんなぷりぷりしないで！ 」
A ��
( ×す… )
「 で、なんの用ですか？ 」
五条 ��
「 いやぁ、実はね問題のある子を引き取ってね…。 」
A ��
「 問題…？憂太みたいな子ってことですか…？ 」
五条 ��
「 憂太は特級過呪怨霊、折本里香に取り憑かれてたのは
知ってるよね？ 」
A ��
「 はい、 」
五条 ��
「 取り憑かれた…じゃなくて、
その子、受肉したんだよね。 」
A ��
「 …受肉…？ 」
五条 ��
「 そ、受肉、
特級呪物、両面宿儺の指を飲み込んだ。 」
A ��
「 ！？…何食わせてるんすか…
てか、それ恵のやつ… 」
五条 ��
「 あ、そうそう恵から聞いた？
…あと、その子秘匿死刑になってるから、 」
A ��
「 …なにやってんすか、 」
五条 ��
「 いやぁ、しょうがないじゃーん、
ま、こっち戻って来た時よろしくねっていう報告、 」
A ��
「 分かりましたよ、、
ではこれから任務なんで失礼します。 」
相手からの返事を聞かないで電話を切った。
A
( 毎年毎年なんで特殊なケースの子に出会えるんだよ、
五条先生は… )
A
( 皆、元気かな… )
頭に思い浮かぶのはもう何ｹ月も顔を合わせてない
校友、先生たち、
A
( 今日の任務終わったら休みもらえるか聞いてみよ… )
ゼリー飲料を口にして刀を背負う。
自分の術式的に刀は関係ないのだが、
" 昔 " の影響もあるのか戦いやすい。
A
「 おはようございます、今日もよろしくお願いします。 」
担当してくれている補助監督さんに挨拶をして
アイパッドを受け取る。
そこで任務の内容、呪霊の特徴などを記憶して
あとは車に揺られるのみ。
A
( 七連勤突入、 )
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作者名：珀 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/72190cc3072/
作成日時：2024年1月24日 20時
