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「……パー、パパー」
「あーごめんごめん、ボーッとしてた」
海を舞台にした、真夏のドラマを見ながら、Aと出会ったときのことを思い出していた
いつの間にかドラマは終わっていたみたいで、洗い物をしているAに呼ばれて意識が戻ってきた
「りりか寝ちゃったみたいやから、ベッドに運んでくれる？」
そう言われて振り向くと、ソファーでぬいぐるみを抱っこして寝てるりりかがおった
ほんま可愛い
ほっぺがぷくぷくで、ここは俺譲りかと胸がほっこりする
Aに似てるとこは、この歳にして幼稚園の男どもを虜にしてるとこ
A譲りの魔性の女や
“娘さんをください”なんて言われる日がいつか来んねやろな
そんなん嫌や……絶対渡さへんし
お姫様抱っこで寝室まで連れていき、布団をかけた
最近気に入ってるぬいぐるみも布団に入れてあげれば、引きずり込まれるようにりりかの胸に抱かれた
その仕草が可愛くて思わず頭を撫でたあと、Aのいるリビングへ戻った
ソファーに座って横を見ると、少し険しい顔をしたAがおった
「何考えてたん？仕事で何かあった？……あっ、無理に聞き出そうとしとるわけちゃうよ？」
「んー、……Aさんのこと」
りりかが産まれてから、“パパ”と“ママ”って呼び合うことが増えてきた
出会ったときのことを思い出していた俺の口からは、あの時の呼び方がすんなり出てくる
「ふふっ、望くん？」
俺の意図を汲み取ったのか、Aも同じように俺を呼んだ
「あのドラマ見てたらさ、昔のこと思い出してん。……逆ナンされたこと」
「あぁ、あったね、そんなこと。……あれね、二人が背中押してくれたんよ」
「ん？」
「“望くんのこと気になってるんでしょ？高２ってとこが引っ掛かってるんだと思うけど、そんな年の差どこにでもあるよ。誘うだけ誘ってみなよ。当たって砕けたら、その骨は私たちが拾うからさ”って言うてくれて」
「そうやったんや」
「当たってみて良かった」
「せやな……砕けへんかったし、二人も結婚までするとは思ってなかったんちゃう？」
「ほんまやね」
「……なぁA。二人目、作ってみぃひん？」
そう言うて俺は、Aをソファーに押し倒し、反論しようとする口をキスで塞いだ
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shihok0712(プロフ) - 楓さんこんにちは。私のコメントはもう気になさらないでくださいね。出来上がっている作品を楽しみにお待ちしています。これからもよろしくお願いします。 (8月19日 11時) (
レス) id: ebf12df227 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - shihok0712さん» shihok0712様、コメントありがとうございます！重岡くんのは、既に内容が決まっておりますので、流星くんメインの話の方に入れさせていだだきます(*´-`)『あめあめ、ふれふれ。』にて、�霤弔気鵑鮹甘�させていただきました。こちらもお読みいただけたら幸いです。 (8月18日 20時) (レス) id: 039923312a (このIDを非表示/違反報告)
shihok0712(プロフ) - 濱ちゃん、しげちゃん担です！次はいよいよしげちゃんの誕生日ですね！とても楽しみです！もし学生時代を描くなら、卒業式エピソードを利用した内容などいかがでしょうか？可愛い過ぎて笑ってしまいましたから。 (8月18日 20時) (レス) @page16 id: ebf12df227 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - まねまねさん» まねまね様、コメントありがとうございます！コメントいただくの初めてなので、嬉しくて小躍りしています(笑)神ちゃん魅力たっぷりで、可愛くてカッコいいですよね！！7月30日をお楽しみに( *´艸｀) (7月10日 18時) (レス) id: 039923312a (このIDを非表示/違反報告)
まねまね - 神ちゃん担なので、嬉しかったです、ありがとうございます！！他のメンバーも見ようと思います！！ (7月10日 18時) (レス) @page6 id: 7ded94b651 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楓 | 作成日時：2023年7月1日 20時
