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やっぱ笑顔が一番やな
これからは俺が一番近くでこの笑顔を見れるんやと思うと、めっちゃ嬉しい
Aちゃんは、ポケットから照史にもらったミサンガを出した
「崇裕くん、ミサンガを左足に付ける意味って知ってますか？」
「知らんな、照史に言われて付けただけやし」
Aちゃんは左足にミサンガを付けると、嬉しそうに微笑んだ
「恋人がおるって意味になるそうです」
「……そういう意味やったんか」
照史は、俺がAちゃんのこと好きって知ってるもんな
そう言えば、照史と淳子ちゃんも左足に付けとったな
「あの……崇裕くん。これ、受け取ってもらえますか？」
Aちゃんは、黄色の袋に包まれたものを俺にくれた
「Aちゃんありがとう。開けてみてもええか？」
「もちろんです」
袋の中には冬らしく、雪の結晶が刺繍された紫色のハンドタオルが入っていた
「崇裕くん、紫陽花のタオルくれたやないですか。そのお返しです」
「お返しは、もろたで？」
俺のことを下の名前で呼ぶ
それがお返しやったはず
「崇裕くんにも、私があげたものを持っとってもらいたくて」
「えっ？」
「照史くんに聞いて、教えて貰いました。崇裕くんの誕生花はスノーフレークなんですけど、さすがにその花の柄の物は無かったので、直訳して雪の結晶の物にしました」
「めちゃくちゃ嬉しい！Aちゃんほんまありがとう！」
Aちゃんも嬉しそうに笑ってくれた
「そのタオルを使うたびに、雪を見るたびに、私のこと思い出してくれへんかなって思って」
「っ!?俺も思ってん。Aちゃんにプレゼントしたとき」
「崇裕くんも？」
「おん、俺のこと意識してくれへんかなって」
……両思いやってんな、俺たち
「やから照史くんは、“大丈夫やっ！”て自信満々やったんですね。助けてもらってばっかりです」
「今度、ちゃんこ鍋奢らんとあかんな」
「誰が親方や！」
遠くから照史のツッコミが聞こえた
「聞こえるんかい」
「なんか、そんな気がしてな」
えらい耳やな
「せや、まだ言うてへんかったな」
「ん？」
「好きやで、Aちゃん。俺と一緒に、幸せになろうな」
Aちゃんは頷くと、みるみるうちに顔を赤くした
空からは俺たちを祝福するかのように、ふわふわと初雪が舞っていた
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shihok0712(プロフ) - 楓さんこんにちは。私のコメントはもう気になさらないでくださいね。出来上がっている作品を楽しみにお待ちしています。これからもよろしくお願いします。 (8月19日 11時) (
レス) id: ebf12df227 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - shihok0712さん» shihok0712様、コメントありがとうございます！重岡くんのは、既に内容が決まっておりますので、流星くんメインの話の方に入れさせていだだきます(*´-`)『あめあめ、ふれふれ。』にて、�霤弔気鵑鮹甘�させていただきました。こちらもお読みいただけたら幸いです。 (8月18日 20時) (レス) id: 039923312a (このIDを非表示/違反報告)
shihok0712(プロフ) - 濱ちゃん、しげちゃん担です！次はいよいよしげちゃんの誕生日ですね！とても楽しみです！もし学生時代を描くなら、卒業式エピソードを利用した内容などいかがでしょうか？可愛い過ぎて笑ってしまいましたから。 (8月18日 20時) (レス) @page16 id: ebf12df227 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - まねまねさん» まねまね様、コメントありがとうございます！コメントいただくの初めてなので、嬉しくて小躍りしています(笑)神ちゃん魅力たっぷりで、可愛くてカッコいいですよね！！7月30日をお楽しみに( *´艸｀) (7月10日 18時) (レス) id: 039923312a (このIDを非表示/違反報告)
まねまね - 神ちゃん担なので、嬉しかったです、ありがとうございます！！他のメンバーも見ようと思います！！ (7月10日 18時) (レス) @page6 id: 7ded94b651 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楓 | 作成日時：2023年7月1日 20時
