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おじさんが照史に声をかけたときは、ラッキーやった
……これがほんまに最後のチャンス
“じゃあ照史、またあとでな”
俺は迷うことなくAの手を引いて、焼き鳥屋の列に向かった
Aは、照史の方をしばらく見とった
切なげなAの顔に、罪悪感が込み上げてくる
人が増えてきたのを口実に、そこからは手を繋いで歩いた
繋いだ手を見せびらかすように、わざと照史がおる焼きそば屋の前を通った
チラッと照史を見ると、Aを目で追ってた
なんやその切ない顔は
お前のものにさせてたまるか
今更になって自分の気持ちに気づきやがって
かき氷を食べて、色が変わった舌を見せ合ったり
いちご飴を地面に落としてへこんでるAに、俺の残りをあげたり
しょっぱいポップコーンに文句言うたり
ほんまにカップルみたいやなって、一人で舞い上がった
やって、何をするにも照史照史って言うし
どこにいても、照史がおる焼きそば屋を見とる
Aの目には、照史しか映ってないんやな
俺の入る隙間は、これっぽっちもないんかな
俺は、居ても立ってもいられへんくなって、人があまり来なさそうな所にAを連れていった
「�陲舛磴鵝△匹靴燭鵝�」
「……あんな、俺……Aのこと好きやねん」
「えっ？」
「Aが照史のこと好きなん知っとる、でも……どうしても言いたかってん」
ふと、こっちに向かって歩いてくる照史が見えた
「ごめん、私……」
その先を言わせへんように、Aを抱きしめた
ほんまにほんまの最後の悪あがき
俺とAを見て、勘違いして傷ついたらええねん
どうせこのあと幸せになるんやから、それくらいしたってバチ当たらんやろ
「当たって砕けたら俺が拾ったるから、おもっきしアタックかましたれ」
「ありがとう……�陲舛磴鵝�
Aから離れると同時に、花火が上がった
この花火のように、俺の恋は儚く散った
こんな気持ちで花火見たん初めてやな
───
『当たってみましたが、砕けませんでした』
Aから、メッセージと照史とのツーショットが届いた
2人とも幸せそうな顔しやがって
あぁ……俺がその顔さしたかったな
涙が溢れて止まらへん
たった５文字も打てへんほどに、視界が歪む
まだ心の底からは祝えへんけど、送ったるわ
『おめでとう』
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shihok0712(プロフ) - 楓さんこんにちは。私のコメントはもう気になさらないでくださいね。出来上がっている作品を楽しみにお待ちしています。これからもよろしくお願いします。 (8月19日 11時) (
レス) id: ebf12df227 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - shihok0712さん» shihok0712様、コメントありがとうございます！重岡くんのは、既に内容が決まっておりますので、流星くんメインの話の方に入れさせていだだきます(*´-`)『あめあめ、ふれふれ。』にて、�霤弔気鵑鮹甘�させていただきました。こちらもお読みいただけたら幸いです。 (8月18日 20時) (レス) id: 039923312a (このIDを非表示/違反報告)
shihok0712(プロフ) - 濱ちゃん、しげちゃん担です！次はいよいよしげちゃんの誕生日ですね！とても楽しみです！もし学生時代を描くなら、卒業式エピソードを利用した内容などいかがでしょうか？可愛い過ぎて笑ってしまいましたから。 (8月18日 20時) (レス) @page16 id: ebf12df227 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - まねまねさん» まねまね様、コメントありがとうございます！コメントいただくの初めてなので、嬉しくて小躍りしています(笑)神ちゃん魅力たっぷりで、可愛くてカッコいいですよね！！7月30日をお楽しみに( *´艸｀) (7月10日 18時) (レス) id: 039923312a (このIDを非表示/違反報告)
まねまね - 神ちゃん担なので、嬉しかったです、ありがとうございます！！他のメンバーも見ようと思います！！ (7月10日 18時) (レス) @page6 id: 7ded94b651 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楓 | 作成日時：2023年7月1日 20時
