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「久しぶりやな、Aさん。元気しとった？」
「……うん。藤井くんは？」
「おう、元気やで」
なんやこの会話、付き合いたての中学生カップルか
意識しすぎやろ、落ち着け俺
「なにか取りに行こっか」
一旦ドリンクを近くのテーブルに置き、
用意してある軽食に向かって歩くと、Aさんは俺についてきた
「どれも美味そうやな」
「綺麗に盛り付けてあって、食べるのがもったいないかも」
「ほんまやな」
俺はローストビーフ、Aさんはカプレーゼを手に取りテーブルに戻った
食事をするAさんの所作は、一つひとつに品があって目を奪われる
「ってか所作綺麗すぎて、どこぞのお嬢様かと思うわ」
「あー、その……私、いわゆるお嬢様なの」
「へ!?」
ボケて言うたつもりが、まさかほんまやったとは……
「あっ、みんなには内緒ね。ハミゴにされてまうから」
「そんなこと無いと思うけどな」
「物珍しい感じで見てくるやん？あれも嫌やねん」
お嬢様やのに、普通の学校通っとったんか
「私がお願いしたの、中学校からは一般の学校に通いたいって」
「そうなんや……またなんで？」
「敷かれたレールの上を歩きたくなかったってのは建前で、一般的な恋愛をしてみたかってん」
そういうの興味ないタイプやと思ってたから意外やな
「……好きな人とかできたん？」
「うん、できたよ」
俺の目をまっすぐ見て、そう言うた
まさか……
……いや、自惚れすぎやって
さすがにそれはないわ
「お嬢様でも寝坊するんやな」
このままやったら、うっかり口を滑らしかねないから話題を変えた
「えっ？」
「ほら、あの……修学旅行の日、寝坊したんやろ？職員室におったやん」
「あぁ、その日はいつも起こしてくれる人が寝坊してん。あの日は人生で一番慌てた」
「慌てる姿とか、想像できひんねんけど」
「ほんまヤバかったんやって」
二人で笑い合うてると、Aさんの友だちが来た
「A？話してるとこごめんね。ちょっと紹介したい人がおんねんけど」
「うん、分かった。……藤井くん話しかけてくれてありがとう、またね」
「おん、また」
そう言うてAさんは、壇上の方へと行ってもうた
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shihok0712(プロフ) - 楓さんこんにちは。私のコメントはもう気になさらないでくださいね。出来上がっている作品を楽しみにお待ちしています。これからもよろしくお願いします。 (8月19日 11時) (
レス) id: ebf12df227 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - shihok0712さん» shihok0712様、コメントありがとうございます！重岡くんのは、既に内容が決まっておりますので、流星くんメインの話の方に入れさせていだだきます(*´-`)『あめあめ、ふれふれ。』にて、�霤弔気鵑鮹甘�させていただきました。こちらもお読みいただけたら幸いです。 (8月18日 20時) (レス) id: 039923312a (このIDを非表示/違反報告)
shihok0712(プロフ) - 濱ちゃん、しげちゃん担です！次はいよいよしげちゃんの誕生日ですね！とても楽しみです！もし学生時代を描くなら、卒業式エピソードを利用した内容などいかがでしょうか？可愛い過ぎて笑ってしまいましたから。 (8月18日 20時) (レス) @page16 id: ebf12df227 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - まねまねさん» まねまね様、コメントありがとうございます！コメントいただくの初めてなので、嬉しくて小躍りしています(笑)神ちゃん魅力たっぷりで、可愛くてカッコいいですよね！！7月30日をお楽しみに( *´艸｀) (7月10日 18時) (レス) id: 039923312a (このIDを非表示/違反報告)
まねまね - 神ちゃん担なので、嬉しかったです、ありがとうございます！！他のメンバーも見ようと思います！！ (7月10日 18時) (レス) @page6 id: 7ded94b651 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楓 | 作成日時：2023年7月1日 20時
