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迷子・月喰�涅side ページ13

「あれ・・・もう太陽があんな高いところに」


爽やかな一軍の風が、ぼけっと突っ立っている�涅の
頬を優しく撫でていった

彼は月を司る神、月喰�涅である。


「家を出てから、何日経ったんだっけ・・・三日くらいかな」


が、非常に忘れっぽいため道に迷って暫く
帰れない事態に陥る事がある。

�涅は、朱を引いた様な紅い唇をゆっくりと動かし
心地良い風を感じながら、辺りを見回した。


「此処は何処だろう・・・」


美しく、そして寡黙な月を見ながら、のんびりと歩いていたら
いつの間にか、自分よりもずうっと高い木々に囲まれていたようで。

きらきらと日の光に照らされ、焦るよりも心が落ち着いていく

夜になったら、これから曇らない限りきっと星が見えるはず、
星は余り詳しく無いけれど、なんとかそれを目印に帰れるかも________

_________なんて言う考えは三日前にとっくに捨てきっていて、
試してみたが全然分からなかった。うーん僕もまだまだ勉強が足りないなぁ


そんな事を考えながら目を閉じていると、さわさわと風が葉を撫でる音が鼓膜に届いた。

とその時、耳をすませているとガサガサっと草木を
掻き分ける音がした。


「!!」


「誰か、いるの?」

思い出・霜村真白side→←痛み・無side



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阿須波(プロフ) - 鞠雀さん» それもそうですね、そうしましょう (2016年9月15日 21時) (レス) id: b541fa0e49 (このIDを非表示/違反報告)
鞠雀(プロフ) - 阿須波さん» そう言われればそうですね。でも、お借りしているキャラを何回も連続して使わせて頂くのは流石に申し訳ありませんし……やっぱり他の方の更新を待ってみることにします (2016年9月15日 21時) (レス) id: 5eebaad0ab (このIDを非表示/違反報告)
阿須波(プロフ) - 鞠雀さん» あ、二連続で更新されてる方もいらっしゃいますし話が繋がって読者様も見やすいので更新に関しては全く問題ありませんよ (2016年9月15日 18時) (レス) id: b541fa0e49 (このIDを非表示/違反報告)
鞠雀(プロフ) - 阿須波さん» そうですね……流石に2連続は申し訳ないので私は更新できないのですが…… (2016年9月15日 2時) (レス) id: 5eebaad0ab (このIDを非表示/違反報告)
阿須波(プロフ) - 鞠雀さん» あ・・・・どうします? (2016年9月15日 1時) (レス) id: b541fa0e49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青狸 x他1人 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2016年6月9日 19時

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