春がやってくる・雨唯月side ページ1
「さてと、会場はここでいいかな?」
樹ノ国のとある丘、大きな樹の下に私達は立っていた。
今は花がついていないが、この樹は樹ノ国一番の桜なのだ。
そして、この樹にはすぐにでもほころびそうな蕾が沢山ついている。
そう、もうすぐ春がやって来るのだ。
───それに、神々全員が心待ちにしている花見も。
という訳で私は花見の準備をする為、衣瑠華と川と共に樹ノ国に訪れていた。
「じゃあ、あとは敷物を敷いて終わりだね。」
川は何処からとも無く、沢山の敷物を出す。
それを樹ノ国の国長と次長、それと私達で手早く敷いて会場設営を終わらせた。
「じゃ、これで終わりだな」
「やっと終わった〜!明日が楽しみやなぁ」
椎名さんの言葉を聞いて、黒雨が嬉しそうにそう言って伸びをする。
花見は明日開催される。
無事に終わればいいんだが…。
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阿須波(プロフ) - 湯豆腐さん» 大丈夫です! 宜しくお願いします! (2016年7月18日 6時) (レス) id: 143565f9b4 (このIDを非表示/違反報告)
湯豆腐(プロフ) - 更新したいですが、大丈夫ですか? (2016年7月18日 6時) (レス) id: 156a8bc8e2 (このIDを非表示/違反報告)
阿須波(プロフ) - チカさん» ありがとうございました! これからも宜しくお願い致します! (2016年7月17日 20時) (レス) id: 2cfe1139d2 (このIDを非表示/違反報告)
チカ(プロフ) - 更新終わりました! (2016年7月17日 20時) (レス) id: b0a8b8ef26 (このIDを非表示/違反報告)
チカ(プロフ) - 更新します! (2016年7月17日 18時) (レス) id: b0a8b8ef26 (このIDを非表示/違反報告)
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