1日のはじまり・沙々side ページ28
じりじりと照りつける砂漠の太陽の光が、外から差しこんでくる。
「…うわぁ、今日も暑そう。」
いや、逆に寒い日などないのだが。
この砂ノ国の次長の一人である
「…やっぱり、あたしが出来る仕事ってのはそんなに無いね。」
沙々が司っている物は、サソリであり毒でもある。
この能力が活躍するのは、強いて言えば薬を調合するときくらいである。
「…『砂漠に巨大な渦が発生』…あたしにはどうしようもできないな…」
そう独り言をつぶやきながら、砂ノ国の国長である
国長はともかく、紗瑠はまだ夢の中なのだろうか。
「…まぁいっか。あたしは適当に見回りでもしているとしよう。」
眩しい日の光に目を細め、沙々は家を出た。
14人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「募集企画」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
甘味雅 - 青狸さん» いえ!続編まで作ってもらいありがとうございます! (2016年6月11日 7時) (レス) id: 275a3f5788 (このIDを非表示/違反報告)
阿須波(プロフ) - 千秋会議の方も宜しくお願いします (2016年6月10日 22時) (レス) id: 2cfe1139d2 (このIDを非表示/違反報告)
阿須波(プロフ) - 畏まりました (2016年6月9日 19時) (レス) id: 2cfe1139d2 (このIDを非表示/違反報告)
とぅび(プロフ) - 了解でっす! (2016年6月9日 19時) (レス) id: 5f1530390f (このIDを非表示/違反報告)
青狸(プロフ) - とぅびさん» 続編に更新お願いします! (2016年6月9日 19時) (レス) id: 17b47670ec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ