知ノ国の朝・蓮深side ページ3
「……朝か」
パチリと目を開けると、簾越しに仄かな太陽の光が目に届いた。
簾を取り、家から外の様子を観察した。何時も通りの日課だった。
「……嗚呼、」
綺麗だな、と呟く。知ノ国は彩りがよく綺麗なのだ。
道に埋め込まれた色とりどりの石に光が反射して耀いていた。
家々も相まって一枚の絵画の様に思えた。俺だけかもしれない。
自国だから、より良く見えるのかもしれない。
誰かに聞いた事などないから、推測でしか物が云えないけれど。
こんな俺でも、一応知ノ国国長。名前は蓮深と云う。
知識の神だ。
14人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「募集企画」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
甘味雅 - 青狸さん» いえ!続編まで作ってもらいありがとうございます! (2016年6月11日 7時) (レス) id: 275a3f5788 (このIDを非表示/違反報告)
阿須波(プロフ) - 千秋会議の方も宜しくお願いします (2016年6月10日 22時) (レス) id: 2cfe1139d2 (このIDを非表示/違反報告)
阿須波(プロフ) - 畏まりました (2016年6月9日 19時) (レス) id: 2cfe1139d2 (このIDを非表示/違反報告)
とぅび(プロフ) - 了解でっす! (2016年6月9日 19時) (レス) id: 5f1530390f (このIDを非表示/違反報告)
青狸(プロフ) - とぅびさん» 続編に更新お願いします! (2016年6月9日 19時) (レス) id: 17b47670ec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ