純黒の悪夢2 ページ37
そんな時、遂に2人が口を開いた
哀「博士……大人げないわよ…」
コ「色を言い換えりゃ……少しはわかりやすくなるんじゃねーか?」
もうここまで参加されたら博士の負けだろ……
そう思っていると、歩美ちゃんが「言い換えるのー?」
と、少し疑問を持った様子だった
まぁ当然のように博士は慌てるわけで
阿笠「これこれ、コナン君は参加しちゃイカン!!」
ところが、そんな博士に構うことなく
今度は哀ちゃんが
哀「例えば…赤はまっ赤………青はまっ
阿笠「哀君!!それを言っちゃー……」
もう博士ピンチと言うか……
終わりなんじゃ……
そう思っていると、「わかりました!!」と、元気な声が聞こえてきた
その声に博士は「えっ!?」と、慌てた様子だったが、光彦君が話をやめることは無かった
光「茶色はまっ茶って事ですね!!」
歩「あ〜〜!!変身した!!」
光「ハイ!!」
光彦君の話に歩美ちゃんは納得したようだったが、元太君は「何言ってんだよ……」と、理解していないようだった
元「赤がまっ赤っか……青がまっ青…茶がまっ茶……黒がまっ黒け……」
光「茶色に注目してみてください、元太君!!
茶色だけ抹茶になるでしょ〜〜!!」
そのヒント(ほぼ答え)に気づいた元太君は
「あっ!!本当だっ!!お茶になったー!!」
と、とても喜んでいた様子だった
まぁ当然ヒントありで正解された側の博士も黙ってないわけで
阿笠「ちょっと待った!!ヒント出すなんてズルイ!!」
しかし子供達も子供達で、
元「よーし!!チケット買いに行こーぜ!!」
二人「オーーッ!!ミリちゃんも行こー!」
と、盛り上がっていた
よし……!!今のうちに私もどっか行かないと…
そう思い、1歩踏み出した瞬間
ドスッ
と、誰かがぶつかったのだ
光「痛た……す、すみません!!」
『大丈夫よ、ボウヤこそ大丈夫?』
大丈夫じゃない
早く立ち去りたかったんですけど
しかもこれから嫌な予感しかしないし
とりあえず転んだ光彦君を起こした
て言うか、子供ぶつかってよろめきもしない私強すぎない?
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もち米に絡まれた米(プロフ) - アリシアさん» 素敵なコメントありがとうございます!!これからもちょびちょびですが頑張ろうと思います!! (2021年1月25日 16時) (レス) id: 4171c0c297 (このIDを非表示/違反報告)
アリシア(プロフ) - タイトルに釣られ、見に来てしまいました笑 面白いです!体調第一に気を付けながら、頑張って下さい!! (2021年1月25日 0時) (レス) id: e28c173204 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - ローズマリアさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます!!これからも頑張って書いていこうと思います!! (2021年1月10日 13時) (レス) id: 4171c0c297 (このIDを非表示/違反報告)
ローズマリア - 面白い!頑張って下さい!! (2021年1月9日 13時) (レス) id: 4001d860f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もち米に絡まれた米 | 作成日時:2020年4月4日 20時