mmの逃走者(21) ページ22
バイクに乗って走っている時、
ポケットから「返事して！」と声が聞こえてきた
……これはコナン君の声だな…
というか、携帯は通話ボタン押してないから有り得ないし……
他になにかあるとすれば……
……あ、探偵バッジだ(入れてたの忘れてた)
とりあえずここからでも話は聞こえるし…
そのままポケットに入れたまま話をすることにした私は『どうしたのかな…コナン君』と声をかけた
バイクの音と風の音で聞こえずらいだろうから、かなり大声で話してるんだけど
周りに人居たら多分不審者だと思われるやつ
私がそう言うと、コナン君は驚いた様子で「Aさん！？」と言っていた
いや、確信無いのに話しかけてたのかよ
すると横の方から、聞き覚えのある3人の声が聞こえてきた
正直言うと、歩美ちゃんと元太くんの話しか聞こえなかったのだが、
どうやら皆も病院に行くらしい
それにしても病院名忘れてたから助かった()
ありがとう元太くん！この恩は3日間忘れないよ！！
……でも、この後生きて帰れるかなんて、私にも分からない
だから…この子達に少し頼み事をする事にした
『…私今忙しくて行けそうにないんだ、ごめんね
……それで、少年探偵団の君達にしか出来ないこと…頼んでもいいかな？』
あの子達のモチベーションを上げつつ、私の頼み事を聞かせる…
そう思った私がそう言うと、あの子達は凄く嬉しそうに了承してくれた
その言葉に、私はお礼を言ったあと
子供たちに要件を伝えた
『…安室さんに、�犧�までありがとうございました�瓩辰董�伝えておいてくれるかな？』と。
このまま、
…だから、少し申し訳ない気持ちになりつつも、頼むしか無かった
少し経って、あの子達が静かになった時
コナン君が私に問いを投げかけてきた
コ「…ねぇAさん………Aさんは…僕達の味方……だよね？」
そう言って、またあの時のような
不安そうな感じで
だから私は、コナン君を安心させるように
『味方だよ、今も昔も』
と静かに告げたあと、申し訳ない気持ちを持ちつつも、探偵バッジをポケットから取り出し、握り潰した
mmの逃走者(22)→コナン君side→←mmの逃走者(20)→一応コナン君side
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 272人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もち米に絡まれた米(プロフ) - アリシアさん» 素敵なコメントありがとうございます！！これからもちょびちょびですが頑張ろうと思います！！ (2021年1月25日 16時) (
レス) id: 4171c0c297 (このIDを非表示/違反報告)
アリシア(プロフ) - タイトルに釣られ、見に来てしまいました笑 面白いです！体調第一に気を付けながら、頑張って下さい！！ (2021年1月25日 0時) (レス) id: e28c173204 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - ローズマリアさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます！！これからも頑張って書いていこうと思います！！ (2021年1月10日 13時) (レス) id: 4171c0c297 (このIDを非表示/違反報告)
ローズマリア - 面白い！頑張って下さい！！ (2021年1月9日 13時) (レス) id: 4001d860f3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もち米に絡まれた米 | 作成日時：2020年4月4日 20時
