いつまで経っても私はゴリラのまま【名探偵コナン】

mmの逃走者(19) ページ20

必死に起こそうとしても
先輩は起きなくて

少し経っても、現実なんか受け止めきれる訳もなく

今回だって先輩からの指示だったから、私は動いた

先輩が居なかったら私はここに居ない
……でも、ずっとここにいるわけにもいかない…


病院にはボスとＮｏ．6が向かっている……
…………なくなったものは、もう元には戻らない

よく言ってたな…先輩

確かにそうだ…

だから今私がやるべきことは

あの子や安室さんを助けに行くことだ
もうこの際バレようがバレまいが、その辺の問題は知らねぇ！(？)


私は立ち上がる前に、もう一度先輩の方を向き

『ありがとうございました』

と、そこまで言った時


ﾄﾞﾝｯ！！！と激しい爆発音が倉庫内に響いた


『…！？あいつら爆弾しかけてやがったのか！？』

しかも、倉庫が古いから、ここもあと何分持つか分からない

『ごめんなさい先輩……先輩の事ここに置いていかないと

………私には助けるべき人がいるんです

だから…ごめんなさい……




ありがとうございました…』


そう言って先輩に手を合わせたあと
私は急いでバイクに乗り、倉庫を出た





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ちょっと早いですがキリがいいので次行きます

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