憧れの世界にトリップしたらゴリラになってました【名探偵コナン】 (ページ4)

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ほんとに運がなくて辛いページ4

さっき走り出さずにコナン君だけで収めていればどんなに楽だったことか
今の気持ち？そんなの最悪に決まってる
前世で読んだトリップ小説
どんなにワクワクしながら読んだことか………

今？
ワクワクもドキドキもありません

------------------5分前にさかのぼる

「待って！お姉さん！！ぼく話したいことが！」

『絶対嫌だよボウヤ！！もう私嫌な予感しかしない！！』

200ｍ程ある道をコナン君と爆走しているなう

「なんで逃げるの〜！？ぼくもっとお姉さんとお話したいのに！！」

『私は何も話す事がないよ！！じゃあねボウヤ！』

「あっ！！安室さん！！その人捕まえて！！」

………今コナン君なんて言った？
安室さん…？まさか………えっ？？？

ていうか私さっきから前見て走ってなかった

ぱっと顔を上げると掃き掃除をしながら落ち葉を集めている安室さん…だったが、ホウキを壁に立てかけ始めた

そして…………

ぱっと両腕を広げて

私の前に立ち塞がった

嘘でしょ……
とりあえずこれが敗北だと思った私は

『うぁぅぉぉおぉお(？)』

と言いながらしゃがみこみました

「お、お姉さん？」

私は知らなかった
これから恐ろしいことに巻き込まれ始めることなんて(この街に来た時点で大体察したけど)

「コナン君、この人は？」

「うーん…よくわかんない！」

「へぇ……」

そして厄介な人達に疑われ始めることも