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ギスギスしたお茶会7 ページ27

八「ええ……私が飲んでいたのはペパーミント………緑色のお茶かと思ったら普通に茶色で拍子抜けしましたわ…ホラ、「ペパーミントグリーン」っていうし……」

『でも、初めて見た時はそう思いますもんね、私も初めて見た時は間違えちゃいましたよ』

八「そうなのよ…お茶に詳しい樹理だけはクスクス笑ってましたけど……」

あなたもそうだったの?と八方さんに聞かれたので『そうなんですよ、私もその時お友達に笑われてしまいまして』と少しばかり紅茶トークを弾ませていると、毛利探偵が「でも……」と話し始めた

小「赤と茶色は似てるっちゃー似てるから……スリ替えるならあなたが一番……」

そこまで言った時、八方さんは「全然似てませんわよ!!」と反論した
それに付け加えるように私は

『ペパーミントの方は普通の茶色で……ハイビスカスティーの方は毒々しい赤色ですよ、だから間違えないと思いますけど……』

そう言うと毛利探偵は「なるほど………」と一旦落ち着いた

安「その飲んだ紅茶は皆さんがそれぞれ選んだんですか?」

八「ええ……テーブルに並べて好きなのを……飲み終わったらカップをティッシュで拭いて次のお茶って感じで……

樹理だけは私達が来る前からずっと青いお茶を飲んでましたけど……体にいいけど苦くてお勧めできないって……」

目「ちなみに4人の席の配置は?」

目暮警部がそう聞くと、八方さんは少し考え


八「時計回りに私、伶菜、華月、樹理の順じゃなかったかしら……伶菜が見ていた携帯の写真を、彼女の両脇から私と華月がのぞき込んで見てたから……」

高「その写真を見ようと言い出したのは?」

八「華月よ!前に樹理に見せてもらったらしくて……「お見舞いに行った時みんなで見せてもらお」って言ってたし……なのに伶菜携帯を離さなくって……お陰で私と華月がのぞき見る羽目に……あの子って昔からそう……独占欲が強くて自己中で無頓着……彼女の今の旦那も彼女の元カレ!略奪婚よ略奪婚!!……だからって別に殺したいと思ってませんけど……」

よっぽど皆恨み持ってたっぽいしなぁ……

目「はぁ……」

八「まぁ恨んでるなら私より華月の方が上じゃないかしら?伶菜のせいで大損したって怒ってましたから……」

目「大損?」



……まぁ犯人を決めるのは別府さんの話を聞いてからかな

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作者名:もち米 | 作成日時:2020年3月21日 13時

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