安室さんとの(初)共同作業2 安室side ページ13
外に出た時、俺は梓さんが言ったことを復唱していた
安「え？タクシーのレシートの文字が消されていた？……さっき僕に見せようとしたのはそれだったんですか？」
梓「えぇ、確か……��Cor�瓩鉢�P�瓩鉢�se�瓩辰栃源�の間が消えてて、印刷ミスかなとおも思いましたけど…」
梓さんが言った文字を並べてみると
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安「この猫が毎日ここに餌をねだりに来るのを知っているのは……」
梓「割りと最近来るようになったから……知ってるのは私とマスターと安室さんとAさん………あとはコナン君ぐらいですけど……」
なるほど………
安「へぇ………江戸川コナン君ですか………」
Aさんはさっきまでここに居たからあの人ではないとして………このレシートの文字を作ったのはコナン君か……
て言うかAさんはどこに行ったんだ？
そうこう考えていると梓さんが話を続け始めた
梓「それと…そのレシートをとる時に首輪に触ったんですけどかなり冷たかったような……」
首輪が冷たくなる……という事は……かなり冷たい場所にいた事になる……
安「確かあっちの方に飛ばされましたよね？」
梓「えぇ！？まさか捜すんですか？」
梓さんには申し訳ないが……
安「マスターには急に体調を崩して早引きしたと言っておいてください！今日のバイト代はいらないからと……Aさんも今日のバイト代はいらないと言っていたんで！！」
梓「あ、はい……」
Aさんのバイト代を勝手に消したのは申し訳なく思っているが……だがあの人は俺より行動が早かった……
もう少しあの人を見張る必要がありそうだな……
それにレシートの方向は
風力、風向……この周辺の建造物の立地状況を考慮に入れてシュミレーションすれば……風の流れが読めて飛ばされた先が絞りこめるはず……
そしてしばらく走っていると
道に落ちていたレシートを見つけた
「(予報通り……やはりこの辺りだったか…………………
でもこれは8ナンバーじゃないって事は恐らく宅配業者のクール便……
そこまで分かれば……)」
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作者名：もち米 | 作成日時：2020年3月21日 13時
