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ただいまポアロ2 ページ2

『うん、そうだねコナン君』

その笑顔は何かこちらの事情を探っているような…しかし、私を信頼しているような…そんな眼差しだった

コ「それと、蘭姉ちゃんが「Aさんがいいならうちは大丈夫」って言ってるし!」

いつの間に連絡とってたんだ君たちは
そういいながらメールのメッセージを私に見せてくれたから間違いはないんだろうが……
この際コナン君を置いて先に帰っちゃおうかとも思ったが、それは後々怖いので一緒に帰ることにした

『そ、そっか〜!!じゃあコナン君今日一緒に帰ろうか!!』

コ「うん!!じゃあ僕Aさんがバイト終わるの待ってるね!!」

『うん!何か飲む?オレンジジュースとかあるけど……』

コ「ううん!僕アイスコーヒーがいいな!!」

『君結構大人びてるよね』

コ「へ、へぇ…そうかな?」



そこは動揺しちゃダメなとこだよ名探偵
とりあえずアイスコーヒーを入れることにしましたが……

何かコソコソ女子高生が言っているのが聞こえた

女1「ねぇ……あの店員さん……」

女2「……だよね、やっぱり」

多分安室さんと絡んでたからどうこうとか言ってんだろうけど

女1「すみませーん」

『はい、ご注文ですか?』

女2「そうじゃなくって……」

待って、突然JKに殴られたりしないよね、私
何か言いにくそうな女子高生達が勇気を振り絞るかのように私に「あの………!!」と声をかけた

女1「私………!!お姉さんのファンになりました!!」

『えっ』

女2「これからお姉さんのためにポアロ来ます!!」

なんてこった
て言うか店員のファンってなんだ
安室さんや梓さんなら有り得るけど私にファンとは………

『あ、ありがとうございます……!!』

若い人と仲良くなれるのはとても嬉しいからいいんだけど☆

女1「あっ!そう言えば名前聞いてないや、お姉さん名前は?」

『津々路 Aって言うんですよ〜、好きに呼んでください!』

ピシッと敬礼っぽいポーズをしたが特に意味は無い

女2「わぁ〜!!じゃあAちゃんって呼ぼ!!」

私28なんですけどね☆
とりあえず『いいですよ!!』と返事をして、すっかり忘れていたコナン君のアイスコーヒーを作りに向かった

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作者名:もち米 | 作成日時:2020年3月21日 13時

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