人たらしマネージャーと愉快な青葉城西物語

１４度 ページ14

『え、レパートリー驚くくらいないよ私w』





国｢俺に合わせてください｣




『うん、分かった』






すると国見の手が私の顎に





これは、所謂顎クイというやつですかね






『......』







国｢え、先輩！？｣






『ん？早く撮ってよー』






花｢お、おう｣






顎クイされてそれっぽい感じにするために国見の首に腕をまわしてみた






松｢ハイ、チーズ｣







『どう？どう？いい感じ？？』






国｢先輩責任とってください｣






『なんのww』






花｢あぁうちの国見が純情を奪われちまった｣




松｢常連犯め、逮捕してやるわwww｣





『だからなんでwってか写真見せてよー』






松｢ん｣






『おぉ......中々いいね、大人な感じ』




国｢ですね、絵になりますね｣





『これさ、金田一に見せたら......』





国｢いいですね......｣





花｢お前ら悪い顔ww国見急に淡々とするのやめろww｣




松｢まじでオチたかと思ったわw｣





国｢いや、A先輩は美人ですしタイプですけど姉さんって感じが強いですね｣







『私も国見の顔ドンピシャだけど可愛い弟なんだよねぇ』





花｢一歩間違えたら恋が始まるとこだったわww｣





『ねぇ、国見......姉さんって呼んでくれない？あ、お姉ちゃんとか姉ちゃんでも可。んー、姉貴っていうのも悪くない』







松｢急な癖だしてくんなよw｣




『えぇいいじゃん、ほんとに国見弟みたいなんだもん』





国｢いいですよ姉さん｣





『っ......ｸﾞﾊｯ』





吐血した(気がした)






花｢ぶっwwww｣




松｢国見もっかいw｣





国｢姉さん、大丈夫？｣





『ｸﾞｯ......もう、ほんと国見弟にならない？ww』





国｢俺もこんな姉さんなら大歓迎です｣







松｢男バレに新たな姉弟できたわ｣





国｢じゃあこれから姉さんって呼びますね｣





『ありがとうございますっ、もうなんか、今ならなんでも出来そうw』




国見の姉さん呼びの破壊力






『んー、弟に国見って呼ぶのはないかぁ......うーん、国見英......あきら、あっきー......あきらちゃん！』





『うん、あきらちゃんにしよう』






国｢姉さん俺喉乾きました｣






普段なら見れないあきらちゃんの上目遣い......






『お姉ちゃんに任せて、すいませーんテキトーに飲み物持ってきてくださーい』







生徒｢かしこまりました！！｣






松｢いいカモかよww｣




カモ？......ふっ本望

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