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あれは入学式の日___
「アオちゃん好きです!付き合って!」
"蒼井茜(12)"
「うーん…2点♥」
"赤根葵(12)"
2人は並んで道を歩き始めた。
「もっと頑張って私のことドキドキさせてみて。
そうしたら考えてあげる♥」
葵は茜の唇をフニっと触る。
「!!?」
茜は顔を赤くした。
歩き始めた葵をぽー…と見つめた。
__「くすすっ」
可愛らしい女の子の笑い声が聞こえてくる。
____カチコチコチカチコチ
___バラ…
「え…」
笑い声が聞こえるとカチコチ音が聞こえた。
葵の歩いていた道の脇にまとめられていたガラスが割れた。
__その時、12年生きていた中で一番つよく願った。
___止まれ 止まれ 止まれ
________止まれ!!!
「さて少年。
時を操る力が欲しいかね?」
飛び散ったガラスの破片が宙を浮いて止まっていた。
黒い布を纏ったおじいさんが茜に時計を見せた。
「力が欲しいかね…?……じゃねーーーよ!!」
回想が終わり、蒼井先輩は怒りをあらわにした。
「そもそも全部アイツらの仕込んだことらしいんだよね。自作自演か!!まんまと嵌められたわクソォーー!!!」
___ドゴォドゴォ
蒼井先輩な柱を2発ほど殴る。
そしてくるりとこちらを向いた。
「そして僕はこの力を手に入れた。使用回数は1日3回。この学園の中だけ、僕は時間を止めることができる。」
そして今は時計守の人達にこき使われてるらしい。
「で?七番様は七不思議のトップで下劣なエ□ガキだって聞いてるけど…その下劣なエ□ガキが僕になんのよう?」
下劣なエ□ガキ…
「さすがに酷くない?用事だけど__」
___うわーーっ
「おい大変だ!」
「「!!」」
遠くから叫び声が聞こえてくる。
「どうした!また何かあったのか!?」
『な、なにこれ…』
「みんなが…!爺さんと婆さんに!!」
このままじゃ学校が老人ホーム化しちゃうよ。
「八尋じゃん、。なぁこれどーなってんだ?スマホがよう見えんのう。」
「山吹くん!キャーっっシワシワになってく!!」
八尋先輩のクラスメイトさんもおじいさんになってしまった。
『あ、あそこに誰か…?』
八尋先輩のクラスメイトさんの肩に誰かが乗っていた。、
「見つけた!!クソっいい加減にしろよな…ミライ!!」
「くすす」
可愛らしい小さな女の子が嬉しそうに笑っていた。
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ななサマ(プロフ) - ショコラさん» ありがとうございますゥ! (9月10日 22時) (レス) id: a5c87dadb9 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - めちゃめちゃ面白いです!これからも更新頑張ってください! (9月10日 19時) (レス) @page12 id: 707eeda184 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ななサマ | 作成日時:2023年8月25日 17時