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「モテる人の特徴は…清潔感、親しみやすさ、コミュニケーション能力がある人だって。」


「……俺にある?」


清潔感、親しみやすさ、コミュニケーション能力…

壁が高ぇな…


「うーん?まぁ清潔感はあると思う。」


「あるある。」


「親しみやすさ…見た目が、ねぇ?」


「うぅ…」


メンタルが…


「とりあえず、Aちゃんとの接点が大切!せっかく同じクラスで家近くて仲良い感じなんだから!」


「今行かないと取られる。」


「よし!!行ってくる!!」


俺は椅子から立ち上がった。


『行くってどこに?』


「「「うわぁ!?」」」


A!?いつから…!?


『何よ…』


俺の後ろにいつの間にか立っていたA。

そんなに驚く?みたいな顔してる。

普段だったらこんな感じじゃねぇが、内容が内容なだけ大きく驚いてしまったんだ。


「Aちゃん、どうしたの?」


『英語のワークを忘れてたの。3人こそ机並べて何してるの?』


自分の机に手を突っ込み、英語のワークを取り出しながらAは爆弾発言を落とした。


「ギクッ!え、えっとぉ……」


「あ、あぁれだ!あれ!」


『あれって何?』


テンパる俺と横尾。

どう誤魔化せば…!


「お菓子パーティーしてたの。」


『え、お菓子パーティー?』


「うん。俺の最近のオススメのお菓子を横尾と光に食べてもらってたの。」


さ、佐藤ゥゥぅ!!!


『へぇ、楽しそう。それに佐藤くんのおすすめならハズレも無さそうだし。』


「一緒にする?」


『…参加したいのは山々なんだけど、、仕事を終わらせないといけないからいいや。誘ってくれてありがとう。じゃあね。お菓子パーティー楽しんで!』


佐藤のおかげで何とか何とか乗り切った。


「((コソッ))光!Aちゃんに"今日一緒に帰ろう"ってこれ持っていきな!」


「いいなそれ!!」


「ほらいきな!」


「Aー!!今日一緒に帰ろーぜ!!これもやる!」


『え、うん…ありがとう。』


よし!Aと帰れる!


「…あ、そういえば俺毎日一緒に帰ってたわ。」


「はぁ!?マジかよ!!」


「先に言って…」


「まぁ、オールオッケーだ!!」


「光は元気なとこが取り柄だね…」


それからは普通にお菓子を食べまくった。

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ななサマ(プロフ) - ショコラさん» ありがとうございますゥ! (9月10日 22時) (レス) id: a5c87dadb9 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - めちゃめちゃ面白いです!これからも更新頑張ってください! (9月10日 19時) (レス) @page12 id: 707eeda184 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ななサマ | 作成日時:2023年8月25日 17時

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