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『…………あ、れ？』
ここ、どこ？
学校…？
この服…光の？
私はかけてあった光の上着を手に取る。
「A！」
『光…私何して………！！』
思い出した。
三葉…
『三葉は？！あの後…どうなったの！？』
「………三葉は死んじまった。俺じゃあいつを守ることが出来なかった…。ごめん…」
『…………そう』
光の顔にひかりはなく、初めて見た暗い顔だった。
それから三葉の撮った写真を現像した。
そして光の家にお邪魔し、一緒にその写真を見た。
「……………よくわかんねー……」
『美術成績1の人には難しいかもね。』
光の部屋で光はベッドに寝転んで、私はベッドに寄りかかって写真を見ていた。
三葉の撮った写真は口を開ける雛鳥や学校の風景などが多かった。
「あれ
＿＿………A。」
『何？』
光が見つめている写真を横から覗く。
その写真には笑い合う私と光が映っていた。
＿＿何撮ったんだ？
＿＿空？
＿＿…さぁ？僕にとっての価値のあるもの…かな？
あの時の会話が頭の中に流れてくる。
光は枕に顔を埋めた。
「三葉……」
光はミツバのカメラを手にして泣いていた。
私は涙は出なかった。
でも、また心に穴が空いてしまったみたいだ。
何度も私と光の映る、ミツバが撮った写真を見つめる。
『やっと会えたのになぁ…』
小さく小さく、呟いた。
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ななサマ(プロフ) - ショコラさん» ありがとうございますゥ！ (9月10日 22時) (
レス) id: a5c87dadb9 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - めちゃめちゃ面白いです！これからも更新頑張ってください！ (9月10日 19時) (レス) @page12 id: 707eeda184 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななサマ | 作成日時：2023年8月25日 17時
