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「三点。」
「どうしてぇ！？」
頑張った八尋先輩に辛口評価をつけたのは土籠先生。
その手には"3"と書かれた板を持っている。
「一つ、そのくらい知ってる。二つ、どうでもいい。
みっつ＿＿お前嘘ついてんだろ。」
「わっ私は嘘なんか」
「そうかァ？今も付けてるじゃねぇかひとり交換日記。相手はそいつの兄貴。」
先生の指の先にいたのは光。
その兄貴は生徒会長の源輝…
学園NO.1のモテ男だ。
「キャーー！！」
先輩は恥ずかしいのか先生の声をかき消すように叫んだ。
先輩のメンタルはズタボロ…。
「先輩兄ちゃんと交換日記してるんすか？」
そんな先輩にうちのクラスバカ代表、源光がトドメを刺した。
『光、いいから黙ってて。』
＿＿＿＿パッ
マイクを使い、八尋寧々というタイトルの本を持った先生がスポットライトに照らされていた。
そして始まったのは先輩のひとり交換日記の内容だった…。
「〇月✕日＿＿
今日の全校集会壇上で生徒会長としてお話する先輩素敵でした！
でもでもっあんまり寧々の方ばっかり見ちゃダーメ♡
私たちの関係は他の人には秘密なんだから！」
＿＿＿＿パタン
本が閉じられた。
「全校集会があったこと以外は全部妄想だ。」
「やべー」
「いやああああ！！」
先輩は先生に負けてしまった。
「次は俺の番だ！」
『先輩の仇を打ってくれー』
そして光の話した秘密は"節分の鬼が怖い"ということ。
「くっそおお！A！お前の秘密で倒してくれ！」
『え。…………ちょっと考えさせて。』
なんてね。
絶対に人に話すもんか。
話して弱みを握られるだけじゃん。
「花子くん！花子くんも言ってよ！」
『確かに気になる…』
先輩とブーブー言ってると、花子さんは動き出した。
「えー、俺の秘密ぅ？土籠ィ俺の秘密知りたい〜？」
「いいや、知りたくねぇなこれ以上。」
"これ以上"？
どういう意味だろう…？
「てことで俺はパース。それより俺はAの秘密が聞きたい！」
「ダメよ花子くん。私の秘密を知られたからには秘密を話して貰わないと…！」
Aちゃんもだからね！と先輩が付け足す。
「えぇ？みんなそんなに俺のこと知りたいの？」
「「知りたい！！」｣
先輩と光が花子さんの腕を持つ。
「ほら、Aちゃんもでしょ？」
『はい。花子さんの秘密、知りたいですね！』
「え！マナベまでぇ？！」
ということで次は花子さんの番。
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ななサマ(プロフ) - ショコラさん» ありがとうございますゥ！ (9月10日 22時) (
レス) id: a5c87dadb9 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - めちゃめちゃ面白いです！これからも更新頑張ってください！ (9月10日 19時) (レス) @page12 id: 707eeda184 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななサマ | 作成日時：2023年8月25日 17時
