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「まさか学校の先生が人間じゃなかったなんて…」
「別に珍しかねぇよ。俺たち怪異は噂が絶えれば此岸にいられなくなっちまうからなァ。自分の噂を流せるってェのは重要だ。」
怪異にもいろいろなルールがあるんだね。
『じゃあ…学園にヒトじゃないものがいる可能性があるって事ですか？』
「あぁ、お前らのトモダチの中にもいるかも知れねェな。」
クラスメイトにも怪異がいたりしちゃったりしてんの？
結構怪異と関わってるじゃん私…
「それって危ないんじゃ…」
「ヘーキヘーキ、そうならないよーに俺たちがいるんだから。」
七不思議たちが横に並んだ。
「我ら七不思議！」
七番"トイレの花子さん"
「…学園に存在する全ての怪異を監督し、」
五番"16時の書庫 土籠"
「ヒトと怪異の関係を正しく保つ。」
二番"ミサキ階段 ヤコ"
『ヤコさん、初めまして…』
キツネのヤコさん。
キツネ…っていうより神社にいる稲荷像みたい…？
「新しい小娘ね。私はヤコ。アンタ、気に入ったわ。勇気あっていいわね。」
『あ、ありがとうございます…真鍋Aです。』
ヤコさんのお気に入りにさせてもらった…
でも七不思議だしなぁ
ちょっと複雑…。
「まーつまり、俺らはヒトを脅かしはするけど仲良く学園のへーワを守る正義の七人衆ってワケ。」
俺がリーダーね！とどやる花子さん。
「三人しかいねーじゃん。」
「それにヤコさんはこの間まで生徒を襲って…」
「言われてるぞバカ狐。」
「うるさいわね根暗蜘蛛、食い千切るわよ。」
これで"仲良し正義の七人衆"…？
『……何一つ当てはまってない。』
「もー二人共＿＿仲良く」
「「はい。」」
リーダーなのは本当なのね…。
「そんな訳で仲良く学園のへーワを守る俺たちなんだけど…どうやらこの七人の中に裏切り者がいるらしい。」
裏切り者は噂を変え、それに従わないといけなくなった怪異たちが暴走しているらしい。
それに巻き込まれたのがヤコさんだったんだ。
「縁を持つ怪異の力が強ければ強い程、流す噂の影響力も強くなる。席番を持たない雑魚怪異ならまだしも、七不思議の噂まで変えられるとしたら…」
「犯人は七不思議と縁を持ったヒトくらいでしょうね。」
「私と同じような子がいるってこと…！？」
八尋先輩は花子さんと縁を持ったんだっけ。
「それって…！どういうことだ？」
『分かってないんかい。』
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ななサマ(プロフ) - ショコラさん» ありがとうございますゥ！ (9月10日 22時) (
レス) id: a5c87dadb9 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - めちゃめちゃ面白いです！これからも更新頑張ってください！ (9月10日 19時) (レス) @page12 id: 707eeda184 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななサマ | 作成日時：2023年8月25日 17時
