腹黒コンビと何故か仲良くなってしまった

なんかのテレビで見たんだよシミ抜き ページ31

私は急いで手洗い場に行き汚れがついてしまっている部分を濡らし下からハンカチを抑え上からタオルで叩いていく

｢ちょっと残っちゃうかな…｣









今吉｢花宮はAちゃんには弱いねんなぁ｣

花宮｢別に｣

今吉｢なんやえらいワシには冷たいねんな｣

花宮｢……｣

今吉｢無視かいなっ!!まぁええわ。自分どーするん元"キャプテン相当怒ってるみたいやん？｣

花宮｢何言ってんだよ畳み掛けて主将から最終的に引きずり下ろしたのはあんたでしょ｣

今吉｢せやで？ﾆﾔｯ｣

花宮(この腹黒メガネとは関わりたくねーのになんで俺をスタメンに入れたのやら…)

今吉｢なんで自分がスタメンに？って顔してんなぁ｣

花宮｢はぁ？んだよその顔｣

今吉｢まぁ、言うなら花宮に実力があって使える。
からスタメンした。ただそれだけの理由や｣

花宮｢へぇ｣

今吉｢ワシは使えるもんなら使うし勝ち続けるなら
別にどんな手使ってもどーでもええねん。勝てば官軍負ければ賊軍や｣

花宮｢あんた友達居ないでしょ｣

今吉｢んなっ、おるし！！｣









｢花宮くん！！！！ﾊｧﾊｧﾊｧ｣

今吉｢おっ、帰ってきたな｣

｢ごめんね待たせちゃって。それに今吉先輩も｣

花宮｢いや、別にいい。それでシャツは？｣

私は綺麗になったシャツをパッ！と広げた

今吉｢おぉ〜綺麗になったやん！良かったなぁ花宮｣

花宮｢あぁ、｣

今吉｢けど……なんで自分そんなびしょ濡れなん？｣

｢えっ？あっ…実はシャツを洗ってたら水が思っきり跳ね返って…｣

今吉(この子アホなんか……)

花宮｢おい、A｣

｢は、はい！｣

花宮｢この後時間ある？｣

｢え、あ、うん！！ある！｣

花宮｢礼になんか奢ってやるよ｣

｢え！！ほんと？！｣

今吉｢え？まこたん!!ワシは!??!｣

花宮｢んっだよその気色わりぃあだ名!!｣

花宮(シネ!!今吉)

今吉｢ちょっ、先輩やでぇ？そんなどきついこと言わんでーな｣

花宮｢はっ！？俺…今口に出して……｣

｢お腹空いたから近くのマジバ行きたい!!｣

花宮｢…じゃあ行くか。今吉"先輩"は着いてきたかったらどーぞご勝手に｣

今吉｢なら行かせてもらおかなぁ！かまへん？A
ちゃん｣

｢是非！｣

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