泣きすぎると目が腫れるし呼吸が苦しい現象 ページ39
私がアジトを出た先にイルミは待っていてくれたようで、顔は完全に戻っている
イルミ｢……俺は家に戻るけどAはどうするの｣
｢私はちょっと1人になりたいから…｣
さっきの事を思い出すと再び泣きそうになる
イルミ｢人なんていつか死ぬものだよ。早いか遅いかの違い俺はよく知らないけどパクって人は早かっただけそれだけだ。気を落とすことは無いよ。これからも色んな人との死を直面するだろうし｣
イルミは不器用なのか、慰めてくれているのか私の頭をポンポンっと優しく撫でてくれる
｢イルミ……ありがとう｣
イルミ｢!!!｣
私は少し涙目になりながらイルミにお礼を言うとイルミは固まった
｢どうしたの？｣
イルミ｢A……俺以外の前でそんな顔絶対しないで｣
イルミ(涙浮かべながら上目づかいの破壊力がここまでなんて……ヒソカやクロロに知られたら絶対厄介だ)
｢？？わ、分かった｣
イルミ｢じゃあ俺は帰るから。また落ち着いたら連絡してよ｣
｢うん｣
イルミはなんだかんだ優しい最後まで気にかけてくれたのだから
私はイルミと別れた後団長の家に戻ってきた
｢あ、シャツとズボン届いてる｣
私は先程まで来ていた服が届いてる事を確認すると洗濯機に入れてぼーっとしてしまう
｢ダメだ。今日は早めに休もう｣
私は湯船に浸かり今までの事を思い出していた
｢あぁ、シャルが説明した通りならクロロも帰ってこないのか｣
｢はぁ……｣
私はまた目が熱くなるのが分かる
しばらく浸かって居ると扉が開いた音がした
｢！！？誰？｣
即座に反応してしまった私は体にバスタオルを巻いて玄関を恐る恐る除く
するとそこには
｢!!!クロロ｣
クロロ｢！A……ってなんだその格好｣
｢あ、えっと、｣
ヒソカ｢ｸｸｯ懐かれてるねだーんちょ♡｣
クロロ｢おい、ヒソカお前は入ってくるな｣
ヒソカ｢えぇそんな冷たいこと言わないでよ｣
｢え？なんで？だって、シャルが、え？｣
クロロ｢その様子だと大方の状況はわかってると思うが、パクノダはどうしてる｣
｢あ、、、パクは……｣
クロロは私の顔を見て即座に理解したようだ
クロロ｢そうか。。｣
｢うん、｣
ヒソカ｢ねぇ、シリアスな空気になるのはいいけど
A、湯冷めしちゃうよ？｣
なんか不思議な光景。お久しぶりスッピン!!!→←え、、、約束したのに…そんなことって
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作者名：シオン | 作成日時：2019年11月22日 18時
