また暇になってしまった ページ30
クロロとシャルはそそくさと行ってしまいさっきまで賑やかだったのが静まりかえる
｢とりあえず着替えようかな｣
私はタンスにあった適当なシャツとズボンを借りようとしたが
｢いや、でかくね？まぁたしかに約20センチくらい差あるし、、、｣
｢ズボンはぶかぶかだけどシャツなら……うん｣
私はどうせ外に出ることもないだろうと思い世にいう彼シャツとやらでまったりくつろぎながらぼーっとしている
｢んー、、zZはっ！！！｣
あまりにすることがなくまた爆睡かましてると
｢待って今何時だ、、｣
時計を見るともうお昼頃だ
｢私寝すぎじゃん｣
クロロ｢全くだ｣
｢！！？！｣
まさかクロロがいるとも知らず寝起きで起き上がるとなにやら軽く負傷したクロロがソファで本を読んでいる
｢帰ってたんだ、てかなんかボロボロじゃん｣
クロロ｢いや、そうなんだが、、、その格好…｣
｢え？あー、シャツ借りたよー｣
クロロは頭を抱えたようにやれやれとしている
クロロ｢誘ってるのか？｣
｢全然〜!!だってズボンぶっかぶかだったんだもん｣
クロロ｢はぁ、とりあえず飯でも食いに行くか？｣
｢え、いいの！？行く！｣
クロロは本を棚に戻しクローゼットから衣類を出す
クロロ｢これなら入るんじゃないか？｣
クロロの手には少し小さいサイズのズボンがある
｢おお！！！履く！｣
私はクロロからスボンを貰い寝室で履きクロロの居るリビングに戻るとクロロも着替えていた
｢あ、ごめん｣
クロロ｢ん？あぁ、俺は男だからな。裸の一つや二つ見られても平気だ｣
クロロの体はよく見るとあちこち怪我をしている
｢血出てるよ？｣
クロロ｢ん？あぁ、昨日少し無理をしたからな｣
私はクロロに近付き傷口にそっと手を当てる
《治癒ドレイン》
クロロの怪我に優しく触れると綺麗に治った
クロロ｢！！！｣
｢どう？｣
クロロ｢凄いな。初めてAの念を間近で見れたよ｣
｢まぁ、なんか痛々しそうだったから｣
クロロ｢それに、その能力を発動すると目の色も変わるんだな｣
｢あぁ、らしいね。私競売にかけられてる時初めてそれ知ったんだ〜｣
クロロ｢とても綺麗なピンク色だな｣
｢え？ピンク色？｣
クロロ｢？あぁ｣
｢私競売にかけられた時青から金って言われた｣
クロロ｢だが今確かに青からピンクへと変わったぞ？｣
イマイチ自分の能力理解してないってどゆこと?!→←モテ期襲来なのか、自意識過剰なのか
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作者名：シオン | 作成日時：2019年11月22日 18時
