挨拶のキッス ページ29
『ご馳走様でした』
五条「どう温まった?」
『ポカポカです』
五条「今日は暖かくして寝なよ〜??」
『待って先生!』
五条「どうしたの?A」
『私ね』
私は先程の夏油傑に提案された話を五条先生にした。
そして自分の想いも打ち明けた
『私ね、先生の重荷になりたくないし、五条先生は御三家の人だし、きっと先生私のせいで苦労すると思う。
私が弱いばかりに』
五条「はぁ、そんな事か。」
『そんな事って…』
先生は私にそっと近付き優しく抱きしめてくれる
五条「僕はさ、Aだから嫁ぎに来て欲しいの。そりゃあ強いに超したことはないけど、さ??僕の知らない所で死なれたら嫌だし、その誓約で死なないにしてもAが怪我をするのも嫌だし」
『うん……』
五条「それに、Aになんかあった時1番に駆けつけられる存在でいたい」
『先生』
五条先生は柄にもなくとても真面目に話す
『ありがとう。』
五条「A」
先生は少しずつ顔を近づけてくる
『待ったァ!!!!』
五条「ブフェ」
『だ、ダメ!!キスはダメ!!』
五条「ちょ、なんで!?!?」
『卒業するまで待つって約束!!』
五条「チッ、行けると思ったのに」
『うぉーい!聞こえてますよ!』
五条「ふふっやっといつものAになったね」
『えっ』
五条「さーてと、このまま一緒の空間にいたらキスだけじゃ我慢できなくなりそうだし僕はもう部屋に帰るよ」
先生はそう言って部屋を出る
五条「じゃ、暖かくして寝なよ」
『先生!』
五条「ん?どーしっ」
私は勢いのまま先生の頬にキスをした
『その、、挨拶だから。おやすみの……!じ、じゃーね!
おやすみ!先生!』
私は恥ずかしさのあまり勢いよくドアを閉めた
五条「可愛い……」
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作者名:シオン | 作成日時:2021年12月19日 5時